【MTGRocks】記事情報:MTG デザイナーが『霊気走破』統率者デッキの欠如理由を明らかに。
『霊気走破』では、3つの次元「アヴィシュカー」「アモンケット」「ムラガンダ」が舞台となっている。
しかし、アヴィシュカーとアモンケットには統率者デッキが用意されているのに、ムラガンダにはデッキが存在しない。
この理由について、MTGのデザイナーであるマーク・ローズウォーター氏が説明しており、今後のムラガンダの展望についても言及している。
要点解説
1. ムラガンダ統率者デッキがない理由
- 既存のカードが少ない
- これまでムラガンダを舞台にしたカードは「ムラガンダの印刻」「ムラガンダへの侵攻」「擬態の原形質」の3枚しかなく、統率者デッキを構築するにはカードが足りない。
- 独自のメカニズムがない
- 他の次元には固有のメカニズムがあるが、ムラガンダには特定のプレイスタイルが確立されていない。
- 「バニラ・クリーチャー(能力を持たないクリーチャー)」主体のデッキは統率者戦向きでない
- バニラ・クリーチャーが主軸のデッキでは、統率者戦のような長期的な戦略が求められるフォーマットでは単調になりやすい。
2. 「バニラ・クリーチャーを活かす」テーマへの期待
- 一部のプレイヤーは「バニラ・マターズ」テーマに興味を持っている
- 予告されていたバニラ伝説クリーチャーのサイクルは、注目を集めたが実際のデザインは期待を超えなかった。
- それでも、一部のプレイヤーは「バニラに新たな価値を持たせる」戦略を模索している。
- バニラ戦略の可能性
- 「変異」や「変装」などの裏向きメカニズムを使えば、バニラ・クリーチャーに深みを持たせることが可能。
- 「出来事」付きバニラ・クリーチャーなら、統率者戦でも使いやすい。
3. 今後のムラガンダの展望
- 『霊気走破』にムラガンダを登場させたのは、プレイヤーの関心を測るため
- ローズウォーター氏によると、今回のセットにムラガンダを入れたのは、今後の本格的なセット化の可能性を探るため。
- 『霊気走破』での反応が良ければ、ムラガンダ単独のセットが実現する可能性がある。
- ファンの声が鍵となる
- 「『霊気走破』の全体的な評価は微妙だが、ムラガンダのカードは最高!」という声も多い。
- ローズウォーター氏は「ムラガンダへの愛を示す人が増えれば、それがプレミアセット化の可能性を高める」とコメント。
まとめ
- 『霊気走破』ではムラガンダ統率者デッキが存在しないが、その理由はカードの不足とメカニズムの欠如によるもの。
- 一部のプレイヤーは「バニラ・マターズ」テーマを推しているが、統率者戦では単調になりやすいという課題がある。
- 『霊気走破』にムラガンダを含めたのは、今後の展開を探るテスト。
ファンの反応次第では、将来的にムラガンダが本格的なセットとして登場する可能性がある。
「ムラガンダの未来は、プレイヤーの声次第!」
今後の展開に期待しつつ、引き続き注目していこう。
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