【MTGRocks】記事情報:MTGデザイナー、今後のプレインズウォーカー増加を明言。



『Magic: The Gathering(マジック:ザ・ギャザリング、以下MTG)』の外部IPコラボ企画「Universes Beyond」は、2025年の『ファイナルファンタジー』コラボで発売初日に約292億円を売り上げるなど、絶大な成功を収めました。
その一方で、MTGの象徴ともいえる「プレインズウォーカー」の存在感が薄れつつあることに、ファンから不安の声が上がっていました。
ですが、今後の展開には明るい兆しが見えています。
【要点解説】
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プレインズウォーカーの減少傾向
2023年以降、セットごとのプレインズウォーカーの数は意図的に削減されてきました。
特に『ファイレクシア:完全なる統一』では10種が登場し、「特別感が薄れた」との指摘を受け、ウィザーズ社は「デスパーク(灯の消失)」などの設定変更で数を抑制。 -
Universes Beyondの影響
コラボセットであるUniverses Beyondでは、プレインズウォーカーの登場が基本的にありません。
これが公式セットのスケジュールを圧迫し、「MTGらしさ」が損なわれているという懸念が広まりました。 -
マーク・ローズウォーターの回答
デザイン責任者マーク・ローズウォーターはファンからの質問に「Yes」と明言し、今後の本編セット(Universes Within)ではプレインズウォーカーの数が再び増加することを約束しました。 -
すでに変化が始まっている
2025年の『タルキール:龍嵐録』や『霊気走破』では、すでに1セットあたり2体のプレインズウォーカーが収録されており、従来の「1セット1体」ルールが崩れつつあります。 -
2026年『ローウィンの昏明』に注目
プレインズウォーカー初登場セット『ローウィン』(2007年)を舞台にした最新セット『ローウィンの昏明』が2026年に発売予定。
新たな物語の起点にもなり得るこのセットでは、複数のプレインズウォーカーの登場が期待されるとされています。 -
2025年と比較しての回復傾向
2024年にはスタンダード対応で7体(+『モダンホライゾン3』の両面カード含め計12体)が登場しましたが、2025年は減少傾向に。
2026年にはこのギャップを埋める形で3体以上のプレインズウォーカーが登場する可能性が高まっています。
【まとめ】
外部コラボによる商業的成功の一方で、MTGの本質的な魅力であるプレインズウォーカーの存在感が希薄になっていた現状。
しかし、マーク・ローズウォーターの明言により、今後は本編セットでのプレインズウォーカーの復権が進むことが確定しました。
特に2026年の『ローウィンの昏明』では、原点回帰とともにMTGの物語性とキャラクター性が再び強調されることが予想されます。
ファンにとって「MTGらしさ」を取り戻すターニングポイントとなる年が、すぐそこまで迫っています。
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