【MTGRocks】記事情報:MTGのライフゲイン兼ドローの隠れた強カード、価格が約334.8%急騰。


MTGの膨大なカード群の中には、最初は地味に見えても、後からその実力が評価される「隠れた逸材」が存在します。
「光に導かれし者、ハリーヤ」もその一例。
初見ではただのライフゲイン系カードに見えるかもしれませんが、最近の活躍と価格高騰が示すように、彼女の本当の強さがようやく注目され始めました。
【要点まとめ】
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部族上はよくあるライフゲインカード
『久遠の終端』収録の「光に導かれし者、ハリーヤ」は、一見すると典型的なライフゲイン系のカード。
特に「ソウルシスターズ」系のデッキ(小型クリーチャーを横に展開してライフを得る戦略)と相性が良い。 -
見落とされがちなアーティファクト誘発能力
ハリーヤはクリーチャーだけでなく、「自分のコントロール下でアーティファクトが戦場に出たとき」にもライフを得られる。
この能力はトークン(例:宝物、食物)でも誘発するため、トークン生成型のアーティファクトデッキと抜群に噛み合う。 -
統率者戦だけでなくモダン環境でも採用増
統率者戦では「手際の良い宇宙調理士、ラゴスト」などの食物・トークンを活用するデッキで頻繁に使われていたが、最近はモダンの「ボロス・エネルギー」デッキにも採用され、注目度が急上昇。
特に「オセロットの群れ」や「火の怒りのタイタン、フレージ」とのシナジーが強力。 -
価格推移と流通状況
- 8月初旬:約97円
- 現在の市場平均価格:約422円
- 5日間で価格が倍増し、344%の急騰
- 実売価格は平均約221円程度が多く、まだ比較的安価に入手可能。
- 通常版以外は、プレリリース版とプロモパック版のみで供給が限られている。 -
今後の価格予測は不透明
現在の価格高騰は「一時的なスパイク」の可能性もあり、モダン環境での採用が定着すればさらなる値上がりもあり得る。
ただし、デッキ内で1~2枚の採用にとどまっているため、需要は限定的。
逆に採用率が下がれば、価格も再び落ち着く可能性がある。
【まとめ】
「光に導かれし者、ハリーヤ」は、単なるライフゲインカードではなく、クリーチャー+アーティファクト両方に反応する珍しい性能で、幅広いデッキに対応できる器用なカードです。
統率者戦だけでなく、競技環境であるモダンでも活躍の兆しを見せており、それに伴って価格も上昇しています。
今後、メタゲームに定着するかどうかで価格の方向性が変わる可能性が高く、投資・購入を検討する上では動向のチェックが重要です。
「100円未満の掘り出し物」だったカードが、一気に400円超えまで跳ね上がった今回の例は、MTGにおけるカード評価の難しさと面白さを象徴しているとも言えるでしょう。
「光に導かれし者、ハリーヤ」は『久遠の終端』に収録されています。
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