【MTGRocks】記事情報:MTG Arenaがカード不足のまま、パイオニアの導入を発表。



2022年に導入されたエクスプローラーフォーマットが、ついにMTGアリーナ上で「パイオニア」へと正式に生まれ変わる。
5月10日からの変更により、プレイヤーは紙のパイオニアに近い形でのプレイが可能となり、競技環境でもより深いデッキ構築が楽しめるようになる。
■ 要点解説
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エクスプローラーからパイオニアへ
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5月10日よりエクスプローラーの名称が「パイオニア」に変更。
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同時に禁止カードリストも紙のパイオニアと一致(「ティボルトの計略」が解禁)。
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Arena ChampionshipやMagic Onlineのデータから「主要なカードはほぼ実装済み」と判断。
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新規実装カード11種
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プレイヤーの要望やMOの大会結果をもとに、以下のカードがアリーナに追加:
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「橋上の戦い」
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「怒れる腹音鳴らし」
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「浸食する荒原」
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「カズールの徴収者」
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「マグマの洞察力」
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「ニッサの敗北」
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「ラクドスの魔除け」
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「焙り焼き」
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「ウギンの聖域」
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「トリトンの岸忍び」
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「歪める嘆き」
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中でも「トリトンの岸忍び」「ウギンの聖域」「カズールの徴収者」は特定のアーキタイプにおいて重要。
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「トリトンの岸忍び」はディミーア忍術やマーフォークと好相性。
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「ウギンの聖域」は「金属製の巨像」デッキのキーカード。
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「カズールの徴収者」は「巨像の鎚」系のキーパーツ。
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特別イベント「パイオニア ショーケース」開催
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開催期間:5月10日~13日
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フォーマット:BO3 パイオニア構築戦
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参加費:5,000ゴールド または 1,000ジェム
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報酬内容:
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初参加報酬として11種の新カードから1枚を獲得
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勝利数に応じて最大24パック+1,800ジェムの報酬あり
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まだまだ遠い完全実装
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競技に影響するカードはほぼ揃っているが、アリーナ未収録カードは2,000枚以上存在。
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魅力的な未実装カードの例:
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「シルムガルの嘲笑」(ディミーア・ドラゴン系の要)
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「節くれ根の罠師」(エルフデッキでの展開補助)
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「ヴァラクートの涙」(「血管切り裂き魔」対策などで使用)
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■ まとめ
ついにMTGアリーナでエクスプローラーが「パイオニア」へと進化し、より紙に近いフォーマットでの競技プレイが実現した。
5月10日からの正式移行に伴い、特別イベントやカード追加も行われ、プレイヤーの期待に応える形となっている。
とはいえ、まだ全カードが揃ったわけではなく、構築の自由度という点では完全とは言えない。
今後も継続的なカード追加が予定されており、真の意味での「完全なパイオニア環境」の実現はもう少し先になりそうだ。
しかし、今回のアップデートは大きな一歩であり、構築力や戦略性を試したいプレイヤーにとっては見逃せないタイミングだ。
今後のメタゲーム変化や追加カードにも注目していきたい。
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