MTG Arenaでの再録カードとカードスタイルの改善 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTG公式】記事情報:MTG Arenaでの再録カードとカードスタイルの改善

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マジック:ザ・ギャザリング アリーナ(MTG Arena)は、再録やカードスタイルに関する複雑な仕様を抱えてきました。
しかし、2024年5月10日に行われるクライアントアップデートにより、これまでの問題を解消するための画期的な改善が導入されます。
本記事では、その内容をわかりやすく整理し、プレイヤーがどのような恩恵を受けるのかを解説します。

■ 変更の概要と目的

導入背景と狙い

  • プレイヤーが「どのバージョンのカードを持っているか」で損をしない仕組みを整備

  • スタイルや再録による管理負荷を軽減

  • デッキの見た目や操作性に集中できる環境へ

■ 主なアップデート内容

● 再録カードの扱い改善

  • 同名カードはバージョン問わず合算使用可能に

    • 例:異なるセットから1枚ずつ「選択」を所持していれば、それらを任意の4枚としてデッキに使用可能

  • 新たな再録も1枚あれば4枚扱いに

    • すでに4枚集めているカードが再録された場合、その新バージョンを1枚入手すれば4枚使用可能に

  • クラフト時の無駄防止

    • 所持数を超えて誤って作成することがないように制御される

● 重複保護・セット収集効率の向上

  • 再録カードは1枚入手すればセット上の収集対象としてカウントされる

  • コモンやアンコモンの重複防止も早期に開始される

  • ブースターパックによる開封でも、無駄が減少

● カードスタイルの自由化

  • 任意のスタイルを任意の印刷バージョンに適用可能

    • 例:「ミナ・ハーカー」版のサリア(イニストラード版)を、ヒストリック・アンソロジー版のサリアに適用可能に

    • 複数バージョンのカードを混在使用しても問題なし

● ワイルドカードのクラフト効率向上

  • 最も低レアリティの印刷に準拠

    • 例:かつてレアだった「カル・シスマの恐怖、殺し爪」がアンコモンとして再録された場合、全バージョンがアンコモン・ワイルドカードで作成可能に

● プレコンデッキの割引条件改善

  • 所持カードと異なる印刷でも同名であれば割引適用

    • 例:カラデシュ版の「花盛りの湿地」を4枚持っていれば、新セットの同名カードにも割引が反映される(最低1枚は必要)

● デッキビルダーのUI改善

  • カード名ごとの統合表示が明確に

    • 展開時、各バージョンごとの所持数や使用数がより視覚的に表示される

    • 「ピップ」の色分けや意味合いも見直され、視認性が向上

■ まとめ:収集とスタイルの自由度が大きく向上

このアップデートにより、MTGアリーナにおけるデッキ構築の柔軟性と視覚表現の自由度が大幅に広がります。
過去の印刷差による不公平感が軽減され、プレイヤーは「どれを選べば得か」ではなく、「どれが自分らしいか」に集中できるようになります。

要点まとめ

  • 異なる印刷バージョンでも合算して4枚使用可能に

  • 新規再録は1枚の入手でOK

  • カードスタイルの縛り撤廃でデッキの見た目自由度アップ

  • ワイルドカード節約につながるレアリティ統一

  • プレコン購入時の割引も改善

  • UIも視覚的に洗練され、使いやすさ向上

5月10日のアップデート以降、MTGアリーナでのプレイ体験がよりスムーズで楽しいものになることは間違いありません。
今後の詳細は、エンジニアのベン・スミス氏による技術的な解説記事も予定されているとのこと。さらなる改善への期待も高まります。

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