【MTGRocks】記事情報:MTG Arenaのバグが、文字通り破壊されたコンボを生み出す心配事。
MTG Arenaのアルケミー形式は、その独自性ゆえにしばしば議論を呼びますが、時にはゲームそのものを「壊してしまう」ような問題も発生します。
今回、カラデシュのカード「夜市の見張り」を使ったバグが発生し、プレイヤーの間で悪用され始めています。
このバグにより、驚異的なダメージを短時間で与えるコンボが形成され、特にヒストリックフォーマットで大きな影響を与えています。
要点解説
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問題の原因となるカードとコンボ
- 「夜市の見張り」:「タップされると対戦相手に1点のライフロスを与え、自分は1点のライフを得る」という単純な能力を持つカード。
- バグの発生原因:「夜市の見張り」を召集で使用すると、そのタップ効果が何故か大量に発動し、異常なダメージを短時間で与えることができるようになっている。
- バグの例:召集呪文「敬慕されるロクソドン」を3ターン目に唱えた際、9回ものタップ効果が発動し、4ターン目にはさらに40回もの効果が発動し、即座に対戦相手を倒すことが可能となった。
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悪用される危険性
- このコンボは非常に強力で、3ターンキルが現実的に可能であるが、Wizards of the Coast(WotC)はこのバグの存在を把握しており、悪用するプレイヤーにはペナルティが課される可能性がある。
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プレイヤーへの影響とWotCの対応
- プレイヤーへの影響:「夜市の見張り」自体は1ターン目にプレイできるため、対戦相手にとっては無害に見える。
しかし、召集呪文との組み合わせにより、予期せぬ速攻でゲームを終わらせることができるため、不意打ちのような形で敗北するプレイヤーが続出。 - WotCの対応:WotCはバグを悪用するプレイヤーに対し、一時的または永久的なアカウント停止処分を行うことを発表しており、現在問題の修正に向けて動いている。
- プレイヤーへの影響:「夜市の見張り」自体は1ターン目にプレイできるため、対戦相手にとっては無害に見える。
まとめ
今回の「夜市の見張り」とコンボークを利用したバグは、MTG Arenaのヒストリックフォーマットにおいて大きな問題となっています。
このバグにより、通常のゲーム進行を無視した異常な速攻が可能となっており、対戦相手にとって非常に不快な体験をもたらしています。
Wizards of the Coastはこの問題に対し迅速に対応を開始しており、プレイヤーに対してはバグを悪用しないよう警告を発しています。
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