【MTGRocks】記事情報:MTGファイナルファンタジーに恐るべき新型「投げ飛ばし」効果が登場。



マジック:ザ・ギャザリングとファイナルファンタジーのコラボセットが続々とカードを公開する中、新たに公開された「自爆」は、赤系デッキのパワーをさらに押し上げる可能性のある強力なカードとして注目を集めています。
このカードは従来の「投げ飛ばし」系効果を進化させ、戦術の幅を大きく広げる1枚となっています。
■ 要点解説
-
自爆の基本性能と差別化ポイント
マナコストは1赤、インスタント。
効果は「あなたがコントロールするクリーチャー1体が、自身のパワーに等しいダメージを任意の対象と自身に与える」。
従来の「投げ飛ばし」と違い、「クリーチャーを生け贄に捧げない」点が大きな進化。
タフネスがパワーより高い、破壊不能、盾・カウンター持ちなどで生存可能。 -
能力キーワードとのシナジー
ダメージを与えるのが「呪文」ではなく「クリーチャー自身」であるため、接死や絆魂といったキーワード能力がフル活用可能。
例:接死持ちの1/1に使えば大型クリーチャーを除去でき、絆魂であれば2倍のライフゲインが発生する。 -
スタンダードでの注目シナジー
「叫ぶ宿敵」と組み合わせることで、相手のライフゲインを封じつつ6点ものダメージを与える動きが可能。
インスタントなので除去を避けるプレイにも有効。
赤単のマウス系アグロ(「心火の英雄」や「熾火心の挑戦者」)とも好相性。
「心火の英雄」は死亡時効果もあるため追加ダメージを狙える。 -
イゼット(青赤)・果敢との連携
「巨怪の怒り」などと組み合わせて爆発的な打点を叩き出す動きが期待されている。
また、同セット収録の「迷える黒魔道士、ビビ」とも好相性で、タフネスが高めな果敢持ちクリーチャーにうまく作用する。 -
さらなる連携カード:「ガラフの死闘」
1緑のインスタントで、クリーチャー1体に+1/0修整と、「死亡時、そのパワーに等しい数の+1/+1カウンターを他のクリーチャーに与える」能力を付与。
「自爆」とのコンボで、クリーチャーのパワーを別のクリーチャーに即時転送可能。
4ターン目のキルコンボも現実的。 -
エンタメ性も抜群の組み合わせ
「ジャボテンダー」との組み合わせで、一気に1万点ダメージや1万カウンターの構築も可能。
リミテッドでは爆発力、統率者戦ではネタと実用性を兼ねた人気コンボとしてすでに話題に。
■ まとめ
ファイナルファンタジー・セットで登場した「自爆」は、単なる「投げ飛ばし」の亜種にとどまらず、戦術的にもデッキ構築的にも大きな影響を与えるポテンシャルを秘めたカードです。
特に接死・絆魂・自己再生型効果との連携、さらには緑との2色アグロや果敢型のデッキでも有効で、スタンダードや統率者戦など幅広いフォーマットでの活躍が見込まれます。
同時公開された「ガラフの死闘」もまた、自爆との相乗効果によって戦況を一変させる1枚として注目されています。
ファンにとっては原作再現の演出としても楽しめる点も魅力。
今後の環境でこの2枚がどのように評価され、どのデッキに採用されていくのか、非常に楽しみな展開です。
MTGRocks様にて記事が公開されました。
MTGRocks様の記事をチェック
コメント