【MTGRocks】記事情報:MTGスパイダーマン「Secret Lair」、発売から2時間足らずで完売。


マジック:ザ・ギャザリングのスパイダーマンセットに合わせて、新たに6種類の「Secret Lair」がリリースされました。
発売からわずか数時間で複数のセットが完売し、特にヴェノムをテーマにした「Venom Unleashed」が注目を集めています。
一方で、転売による高額取引や供給方法の問題も浮き彫りになりました。
主なポイント
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「Venom Unleashed」が最速で完売
・発売から1時間半以内に、カラー版とインク版のフォイル仕様が完売。
・非フォイル版にも在庫警告が表示され、完売は時間の問題とみられる。
・カード再録価値は約3,969円と定価(非フォイル約4,410円、フォイル約5,880円)に劣るが、ヴェノム人気が需要を後押し。 -
ヴェノムの魅力
・「スパイダーマン」よりも熱心なファン層を持ち、強い支持が販売を牽引。
・デッキ用やコレクション目的として需要が高い。
・「19インチのヴェノム」フィギュア騒動でも見られた熱狂ぶりが再現。 -
転売問題の再発
・eBayでは既に1セット約14,700円で多数出品。
・今回は1人2セットまでの購入制限があったが、それでも供給不足に。
・限定販売による「FOMO(取り逃す恐怖)」を利用した売り方が問題視される。 -
Wizardsの課題
・限定数販売はプレイヤーに不公平感を与え、同時に売り上げ機会の逸失も招く。
・慈善企画では効果的だった「受注生産(ハイブリッド印刷)」を通常のSecret Lairにも導入すべきとの声。
・現状では新たなUniverses Beyond系Secret Lairは短期間で売り切れるのが常態化しており、今後も改善は期待薄。
まとめ
スパイダーマン「Secret Lair」は発売直後からヴェノム人気により瞬く間に完売し、その注目度の高さを証明しました。
しかし、再録価値は定価を大きく上回るわけではなく、純粋にキャラクター人気と希少性が購買を動かしています。その一方で、転売問題や供給方法の課題も再び表面化しました。
今後、Wizards of the Coastが「受注生産方式」を導入すれば、転売抑止や収益最大化につながる可能性があります。
とはいえ、現状では「早い者勝ち」と「FOMO」が支配する販売スタイルが続き、プレイヤーは新しいSecret Lairが発表されるたびに迅速な対応を迫られる状況が続きそうです。
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