【MTGRocks】記事情報:MTG×PlayStationがSecret Lairの致命的な問題に改善の兆し。




2025年10月、Wizards of the Coastがついに「MTG×PlayStation Superdrop」を発売しました。
人気ゲームとのコラボということで注目度は高く、発売前からアクセス集中や売り切れの懸念が広がっていました。
実際の販売状況とその問題点、そして今後の改善策についてまとめます。
主なポイントと問題点
● 発売直後の混乱
- 販売開始と同時にアクセスが殺到し、1時間以上の待機列や技術的な不具合が発生。
- 特に「Ghost of Tsushima」ドロップは開始から約1時間半で完売。
価格は約4,528円。 - 事前に準備していた購入者でも買えなかったケースが多発。
● 人気カードの傾向
- 「Jin Sakai, Ghost of Tsushima」は統率者戦(EDH)で非常に人気が高く、約3,000件のデッキに採用。
- 次に人気なのは「Kratos, God of War」や「Aloy, Savior of Meridian」など。
- 一方で「Nathan Drake」などは約460件と人気に差がある。
● 在庫状況と販売の持続性
- 現在、7つのドロップのうち5つはまだ購入可能で、在庫警告も出ていない。
- これはWizardsが十分な数を事前印刷していた証拠であり、理想的な販売形態に近い。
● 印刷モデルの課題
- Secret Lairは「限定印刷モデル」を採用しており、売り切れリスクが高い。
- 印刷数が需要に追いつかない場合、人気カードがすぐに市場から消える。
- 「印刷受注型」や「ハイブリッド印刷モデル」への移行が望まれるが、コスト面から実現は難しいと見られている。
● 改善策と今後の展望
- Wizardsは一部のユニークカードをWPN店舗に追加供給する方針を示しているが、供給量は不透明。
- 今後は印刷数の大幅な増加が必要。売り切れまで数週間〜数ヶ月かかるくらいが理想。
- ただし、次回の「Countdown Kit」も高い需要が予想されており、同様の問題が再発する可能性が高い。
まとめ:人気と供給のバランスが鍵
MTG×PlayStationのSuperdropは、魅力的なカードが多数登場した一方で、販売方法や供給体制に課題を残しました。
特に「Jin Sakai」のようなメカニクス的にユニークなカードが短時間で売り切れる状況は、プレイヤーにとって不公平感を生む要因となっています。
今後のSecret Lairでは、より多くのプレイヤーが公平に購入できるよう、印刷数の調整や販売モデルの見直しが求められます。
限定性とアクセス性のバランスをどう取るかが、Wizardsの次なる課題です。
MTGRocks様にて記事が公開されました。
MTGRocks様の記事をチェック



コメント