「さらなる速さ」、EoE統率者デッキの影響で価格が399%高騰。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:「さらなる速さ」、EoE統率者デッキの影響で価格が399%高騰。

 

 

 

通常はほとんど見向きもされないマジック:ザ・ギャザリングの古いカード「さらなる速さ」が、最近の新デッキとのシナジーによって突如として価格急騰を見せています。
かつて約290円だったこのカードが、約1,470円にまで高騰。何が起こったのでしょうか?

■要点解説

  • 「さらなる速さ」は、2001年発売の『オデッセイ』収録のレア・エンチャントカード。

    • 土地を1枚生け贄に捧げることで、クリーチャーに速攻を付与できる効果を持つが、使用頻度は極めて低かった。

  • 新セット『久遠の終端』の統率者デッキ「惑星を形作る者」での活用が注目のきっかけ。

    • 指揮官「世界播種、ハースハル」が土地を生け贄にするたびにダメージを与える効果を持ち、「さらなる速さ」のデメリットが実質メリットに変化。

    • 同デッキ内の「起源の番人、ザーレル」は墓地から土地をプレイできるため、土地の供給にも困らない。

  • 「Toph, the First Metalbender」との組み合わせにより、「ウギンのきずな」を繰り返し生け贄に捧げる無限ターンコンボも話題に。

    • この新たな可能性により、カジュアルプレイヤーを中心に需要が急増。

  • 元々の市場価格は約290円前後で、販売も低調だった。

    • しかし過去1か月で販売数がわずか34枚と在庫が極めて少なく、市場から供給がほぼ消滅。

    • 現在の販売価格は約1,470円まで上昇し、さらに傷あり品でも約735〜880円と高値傾向に。

  • このカードは未再録で、しかも初出のセット『オデッセイ』は印刷数が少ない旧セット。

    • 物理的な供給の少なさも、価格高騰に拍車をかけている。

  • 今後の需要が続けば、価格はさらに上昇する可能性もあるが、逆に戦略が飽きられればすぐに沈静化するリスクも。

    • 11月21日発売予定の『アバター 伝説の少年アン』セットに関連する「Toph」の人気によっては、さらなる需要も見込まれる。

■まとめ:古カードが新戦略で“スピード高騰”!

「さらなる速さ」は長年日の目を見なかったカードですが、最近の新カード・新デッキとの絶妙な相性によって突如として注目を集め、高騰カードへと変貌を遂げました。
とはいえ、限定的な戦略でしか真価を発揮しないカードであるため、価格上昇が一時的な“スピード違反”で終わる可能性も。今後の動向には注意が必要です。

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