USA Legacy Express vol. 244 -ANT、スニーク・ショーなどコンボデッキの復権- – マジック：ザ・ギャザリング

「Eternal Weekend 2024」が11月にアメリカ・ピッツバーグ、12月にチェコ・プラハで開催される中、MOとのコラボイベント『Legacy Challenge AnziD Showdown』が注目を集めています。
この記事では、2024年11月のイベント結果をもとに、レガシー環境で活躍したデッキや戦略を紹介します。

要点解説

• 『Legacy Challenge 32 AnziD Showdown』結果

  • 11月8日#1:
    • 優勝: Mono Red Prison
    • 準優勝: Mystic Forge Combo
  • 11月8日#2:
    • 優勝: The Spy
    • 3位: ANT（Ad Nauseam Tendrils）
  • 11月9日:
    • 優勝: Sneak and Show
    • トップ8にはSneak and Showが3名、Mystic Forge Comboが2名入賞。

• 注目デッキ紹介

  • Mystic Forge Combo:
    • アーティファクト主体の高速コンボデッキ。「一つの指輪」と「苛立たしいガラクタ」の追加で耐性が向上。
    • 「神秘の炉」による速攻展開が特徴だが、「無のロッド」や「溶融」などの対策カードには弱い。
  • ANT:
    • ストーム系高速コンボデッキ。ハンデスカードを多く採用し、青系デッキに対抗。
    • 「燃え立つ願い」を活用した柔軟なサイドボード構成。
  • Sneak and Show:
    • 「騙し討ち」や「実物提示教育」で大型クリーチャーを踏み倒すデッキ。
    • Mono Red PrisonやMystic Forge Comboに対して有利。
  • Dimir Tempo:
    • 青黒のテンポデッキで、クロックとカウンターを駆使して相手を妨害。
    • 「虚無の呪文爆弾」や「オークの弓使い」で墓地やドロー戦略に強い。

• メタゲームの変化

  • Dimir Reanimator / Tempoが依然として強力だが、Mono Red PrisonやMystic Forge Comboの台頭により多様性が拡大。
  • Sneak and ShowやNadu Breakfastなど復活したデッキがメタに影響を与えつつある。

まとめ

『Legacy Challenge AnziD Showdown』では、Dimir Reanimator / Tempoが引き続き強力でありながら、Mono Red PrisonやMystic Forge Combo、Sneak and Showなどの多様なデッキが活躍しました。
レガシー環境は2強時代から徐々にバランスが取れた状態へと変化しています。
来月の『Eternal Weekend 2024』では、この動きがどのように影響するのかが注目されます。次回のレポートもお楽しみに！