【晴れる屋】記事情報:USA Legacy Express vol.245 -1000人規模の大会で「神秘の炉」デッキが優勝
アメリカで開催された『2024 NA Legacy Championship』は、1150人を超える参加者が集まり、歴代最大規模の大会となりました。
トップ8には様々なデッキがランクインし、特に「Mystic Forge Combo」が環境を支配する力を見せました。
一方で、定番の「Dimir Reanimator」や、新たな勢力「Nadu Combo」も注目を集めています。
要点解説
1. Mystic Forge Combo(優勝、5位、6位入賞)
- 戦略:
- 「古えの墳墓」「次元の結節点」「ウルザの塔」で高速にマナを生成。
- 「大いなる創造者、カーン」「神秘の炉」「一つの指輪」など強力なアーティファクトを展開。
- 強化要素:
- 「苛立たしいガラクタ」で青いデッキに対抗。
- 「一つの指輪」でカードアドバンテージを確保。
- 「まばゆい肉掻き」でフィニッシュ力を強化。
2. Nadu Combo(準優勝)
- 戦略:
- エルフ要素と「ガイアの揺籃の地」でマナを増幅し、「自然の秩序」から「孔蹄のビヒモス」を展開。
- 「有翼の叡智、ナドゥ」でカードアドバンテージを稼ぐ。
- 特徴:
- 「緑の太陽の頂点」で状況に応じたクリーチャーをサーチ。
- 青いデッキに耐性を持つ構築。
3. Dimir Reanimator(8位入賞)
- 戦略:
- 「超能力蛙」をリアニメイトしてアドバンテージを稼ぐ。
- 「変化の狂信者」で柔軟なリアニメイト戦略を展開。
- 環境適応:
- 「無のロッド」をサイドボードに採用してアーティファクトデッキに対応。
- 「厚かましい借り手」や「致命的な一押し」で厄介なクリーチャーを除去。
4. Painter(4位入賞)
- 戦略:
- 「絵描きの召使い」+「丸砥石」のコンボで勝利。
- 「アガサの魂の大釜」を活用した新たなコンボも搭載。
- 特徴:
- 「ウルザの物語」でコンボパーツや対策カードをサーチ。
- 「血染めの月」や「苛立たしいガラクタ」でDimir Reanimatorに有利。
まとめ
『2024 NA Legacy Championship』は、各デッキの独自性と環境適応力が試された大会でした。
「Mystic Forge Combo」の優勢や「Nadu Combo」の新たな可能性が示される一方、伝統的な「Dimir Reanimator」や「Painter」も安定した強さを見せています。
現環境では「超能力蛙」や「苛立たしいガラクタ」の禁止を求める声も聞かれますが、各デッキが適応しながら競い合う姿は、レガシーフォーマットの多様性を象徴しています。
次回の大会でも、新たなデッキや戦略がどのように進化するか注目していきましょう!
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