USA Modern Express vol.122 -モダンオープンで躍動するコンボデッキ- マジック:ザ・ギャザリング

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【晴れる屋】記事情報:USA Modern Express vol.122 -モダンオープンで躍動するコンボデッキ-

2024年10月13日に開催された「モダンオープン Supported by 楽天ブックス」は、モダンフォーマットでの大規模な大会として多くの注目を集めました。
この大会には350名が参加し、9ラウンドのスイスラウンドが行われ、さまざまなデッキが激突しました。
今回は、この大会で上位に入賞したデッキを紹介しつつ、現環境の傾向を分析します。

要点解説

  • 大会概要とトップ8デッキ

    • 開催日:2024年10月13日
    • 参加者数:350名、スイスラウンド9ラウンド
    • トップ8のデッキリストには、「ロータスストーム」や「ボロスエネルギー」、「マルドゥエネルギー」、「ルビーストーム」、「青単ベルチャー」などのデッキがランクイン。
  • 「ロータスストーム」(優勝デッキ)

    • コンボの仕組み:「睡蓮の原野」をアンタップしてマナを大量生成し、「一つの指輪」でドローを繰り返し、「タッサの神託者」で勝利を狙う。
    • 注目ポイント:「睡蓮の原野」のアンタップをサポートする「さびれた寺院」や、スペルをバウンスできる「朦朧への没入」の活用で、柔軟な動きを実現。
  • 「ルビーストーム」(5位)

    • デッキ概要:赤のマナ加速スペルを連打し、「ルビーの大メダル」と「モンスーンの魔道士、ラル」を使って「ぶどう弾」で勝利を目指す。
    • 注目ポイント:3ターン目にコンボが決まることが多く、対「ボロスエネルギー」に強い立ち位置。マナ生成能力を活かし、早期決着を狙う。
  • 「青単ベルチャー」(7位)

    • デッキ概要:「現実の設計者、タメシ」と「睡蓮の花」で大量のマナを生成し、「ゴブリンの放火砲」でフィニッシュを狙うコンボデッキ。
    • 注目ポイント:「海門修復」「水浸しの教え」などのスペルランドを利用して、土地を有効活用しつつスペルを唱える柔軟な戦術。
  • 「マルドゥエネルギー」(3位、6位、8位)

    • デッキ概要:「ボロスエネルギー」と同様にエネルギーを使ったデッキだが、黒をタッチしてハンデスや除去スペルを追加し、より柔軟な対策が可能。
    • 注目ポイント:黒のスペル「思考囲い」「致命的な一押し」で、コンボデッキへの耐性を高めつつ、特殊地形対策には「黒曜石の焦がし口」を採用。

まとめ

「モダンオープン Supported by 楽天ブックス」の結果から、現環境では「ボロス/マルドゥエネルギー」が依然として強力であり、「一つの指輪」が主流デッキに採用されています。
一方で、「ロータスストーム」や「ルビーストーム」、「青単ベルチャー」などのコンボデッキも上位に進出しており、エネルギーデッキとコンボデッキの競り合いが見られました。
モダン環境は依然として多様性に富んでおり、今後もエネルギーデッキが中心である一方で、コンボデッキがメタの一角を占め続けることが予想されます。

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