【MTGRocks】記事情報:Wizards、『ローウィンの昏明』で「相棒2.0」を検討していたと発表。

MTGの歴史には数々の失敗や論争がありますが、その中でも「相棒」メカニズムは特に問題視された存在です。
『イコリア:巨獣の棲処』で登場したこのメカニズムは、デッキ構築に革命をもたらしましたが、あまりにも強力すぎて即座にエラッタが必要となりました。
そんな中、最新セット『ローウィンの昏明』で、「相棒」に似た新メカニズム「Leader」が検討されていたことが明らかになりました。
要点解説
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「相棒」の問題点
- 登場時、デッキ構築条件が緩く、追加コストなしで「8枚目の初期手札」を提供。
- エラッタで追加コストが導入されたが、依然として競技環境で強力。
- MTG史上「最悪のメカニズム」と評されることも。
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新メカニズム「Leader」の概要
- 『ローウィンの昏明』のデザイン段階で検討されたが、最終的に採用されず。
- 効果:「1B、パワー合計6以上のアンタップ状態のフェアリーをタップ:ゲーム外からこのカードを手札に加える(ソーサリータイミング、1回のみ)」。
- 「相棒」より大幅に制限が強化されており、暴走を防ぐ設計。
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制約の特徴
- コスト支払いが必要。
- 部族条件が厳しく、フェアリーなど特定タイプに依存。
- 1ゲームにつき1回のみ、ソーサリータイミングで発動可能。
- これらの制約により、競技環境での支配は難しかったと推測。
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採用されなかった理由
- 『ローウィンの昏明』は多様な要素を273枚に凝縮する必要があり、枠不足。
- 部族戦略は現環境で主流ではなく、メタを変える力は限定的。
- 過去の「相棒」問題を踏まえ、バランス調整の難しさが懸念された。
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将来の可能性
- 「Leader」は不採用となったが、「相棒」系デザインは完全に放棄されていない。
- 統率者向けに「Buddy」システム(「相棒」+「Leader」)を検討していたことも判明。
- サイドボード論争の代替案として、将来的に再登場する可能性あり。
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懸念点
- バランス調整に失敗すれば、競技環境やスタンダードが「疑似統率者化」する恐れ。
- 人気が出れば、Leaderカードが増え続け、ゲームデザインに大きな影響を与える可能性。
まとめ
「Leader」は、過去に問題を起こした「相棒」の弱体化版として『ローウィンの昏明』で検討されましたが、最終的に採用されませんでした。
制約は厳しく、暴走を防ぐ設計でしたが、部族依存やゲーム性の複雑化が懸念されたためです。
将来的に「Buddy」システムとして再登場する可能性はありますが、バランス調整の難しさから、現時点では実現は遠いと考えられます。
「相棒」系メカニズムは魅力的なデザイン領域である一方、過去の失敗を繰り返さないための慎重な対応が求められます。
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