【MTGRocks】記事情報:Wizards of the Coast はプレリリースを廃止すべきだ。

MTG最新セット『ローウィンの昏明』は大きな注目を集めているが、プレリリースでは限定構築戦の分かりづらさや、プロモの代わりにリーク画像が出回るなど混乱もあった。
だがより大きな問題は、近年のMTGにおいて「公式発売日」という概念そのものが意味を失いつつある点だ。
実際、プレリリース・デジタル配信・公式発売の三重スケジュールはプレイヤーを混乱させており、Wizardsはこの仕組みを見直すべきだという指摘が強まっている。
■要点解説
●1. MTGは現在「3つの発売日」を持ち、混乱を生んでいる
- プレリリースが最重要
プレリは公式発売日の1週間前に実施され、2023年からはこの日にカードが合法化され、店舗による製品販売も開始される。
事実上「実質的な発売日」となっている。 - デジタルのリリースは翌週
MTG Arena と Magic Online は通常、プレリの数日後に新セットを実装。
デジタルプレイヤーにとってはこちらが実質的な発売日になる。 - 公式発売日は存在感が薄い
大手量販店と二次販売業者が販売を開始する以外、ほぼ意味がない状態。
盛り上がりもなく、形式的な日付になっている。
●2. プレリと公式発売日を「統合すべき」という提案
- 実質、プレリが本当の発売日になっているため、公式発売の日程は無駄が多い。
- 新規プレイヤーは特に混乱しやすく、「発売日だと思って店に行ったら既に一週間前に発売されていた」という状況も起こり得る。
- プレリ削除=イベント廃止ではなく、「発売日イベント」に名称を統一すれば問題なく運用できるという考え方。
これにより複数日程の混乱が減り、フェスティバル的な盛り上がりを維持できる。
●3. 既存の仕組みがすでに形骸化している理由
- 量販店が公式発売日より早く商品を棚に並べるケースがあり、スケジュールの意味が曖昧になっている。
- 二次市場(例:ECサイト、オークション)ではプレリ前から予約販売が当たり前。
- そのため、実感として「プレリ開始=事実上の発売」となり、公式発売日の存在感はさらに消えている。
●4. 発売日を少なくするメリット
- プレイヤーが混乱する要因を減らし、新規参入のハードルを下げられる。
- 年間6〜7セットという高頻度リリースの中で、各セットの存在感を確保しやすくなる。
- Wizardsもリリース過多の問題を認識しており、セット数や公開期間の調整を始めている。
プレリ廃止(名称変更)は、その流れに合致する改革案となる。
■まとめ
MTGの発売スケジュールは、プレリ・デジタル・公式発売という三重構造が常態化したことで、本来の「発売日」の意味が薄れ、プレイヤーに混乱を与える状況に陥っている。
事実上プレリがメインの発売日となっている現実を踏まえると、プレリと公式発売日を統合し、名称だけでも「発売イベント」として一本化するのが理にかなっている。
Wizardsが今後もリリース過多改善に取り組む中で、この制度の見直しは避けて通れないテーマといえるだろう。
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