【MTGRocks】記事情報:WotC、ローテーション対策として10枚の再録カードを早期リリースへ。


『久遠の終端』の公開により、マジック:ザ・ギャザリング(MTG)のスタンダード環境が一新されつつあります。
新メカニズム「配備」「ヴォイド」「ワープ」の登場により、競技シーンへの影響も期待されていますが、注目すべきはMTGアリーナ上の「アルケミー」フォーマットに関する大幅な変化です。
特に土地カードのローテーションに伴う調整がプレイヤーに大きな影響を与えると見られています。
要点解説
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ローテーションと再編成の日程
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MTGアリーナでは2025年7月30日にスタンダードとアルケミーのローテーションが実施される(紙媒体は7月25日)。
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アルケミーの2年サイクルによるローテーションで、環境から多数の強力な土地カードが消失。
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「チェックランド」10種の再録決定
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再録されるのは以下の10種:
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「断崖の避難所」「竜髑髏の山頂」「水没した地下墓地」
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「氷河の城砦」「内陸の湾港」「孤立した礼拝堂」
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「根縛りの岩山」「硫黄の滝」「陽花弁の木立ち」「森林の墓地」
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これらのカードは『アルケミー: 久遠の終端』の一部として収録。
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通常のアルケミーセットよりも早く、7月30日(ローテーション当日)から使用可能。
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この早期実装は、プレイヤーのマナベースの不安定さを回避するための配慮。
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新環境のマナ事情と影響
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『カルロフ邸殺人事件』で登場した「諜報ランド」がローテーションで消失。
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『久遠の終端』で再録される「ショックランド」と「チェックランド」に頼る必要が出てくる。
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結果として、基本土地との併用が増える可能性大。
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また、あらゆる色のマナを供給できた人気土地「魅惑的な交差路」も6月30日にローテーション落ちし、さらなる混乱が予想される。
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現在は「境界ランド」や「チェックランド」との組み合わせが代替手段となるが、これも安定性には課題あり。
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まとめ
『久遠の終端』の登場と同時に訪れるローテーションは、特にMTGアリーナの「アルケミー」環境に大きな変革をもたらします。
チェックランドの再録は歓迎される一方、失われる土地の存在感は大きく、メタゲームの再編は不可避です。
7月30日以降、プレイヤーはマナベースの再構築を迫られ、新たなデッキ構築の波が押し寄せるでしょう。
これを機に、新しい土地カードや戦略が登場することが期待されます。
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