【MTGRocks】記事情報:シナジー効果のあるMTG犬伝説が3倍の価格に上昇


ここ数ヶ月で「溌剌の牧羊犬、フィリア」が構築フォーマットで圧倒的な存在感を示し、価格が急上昇している。
この愛らしい犬は、単なる可愛いペットではなく、適切なデッキに組み込めばゲームを一気に支配する強力なコンボ要素を持つ。
特に、カナダのリージョナルチャンピオンシップでの活躍を受けて、「フィリア」の需要が急増。
結果として、モダン環境のオルゾフ・ミッドレンジデッキの中心的なカードとして評価され、価格が短期間で223%も上昇した。
本記事では、「フィリア」のシナジー、価格変動の詳細、そして今後の展望について解説する。
要点解説
1. 「溌剌の牧羊犬、フィリア」の強力なシナジー
瞬速+ブリンク能力でアドバンテージを稼ぐ
- 「瞬速」持ちであるため、相手のターンの終了時に出して即座に攻撃可能。
- 戦場に出ると、他のパーマネントをブリンク(追放→再登場)させる能力を持つ。
- 戦場に出たとき効果(ETB能力)を持つクリーチャーと相性抜群。
優秀なブリンク対象
- 「歴戦の紅蓮術士」(カードを引きながらトークン生成)
- 「ナカティルの最下層民、アジャニ」(強力な防御効果)
- 「護衛募集員」(ライブラリーからクリーチャーを探す)
- 「ベイルマークの大主」(マナ軽減能力を活かしつつブリンクで有利な展開)
特に強力なコンボ:「Overlord of the Balemurk」との組み合わせ
- 大主は「兆候コスト」持ちでたった2マナで唱えられる。
- 「フィリア」でブリンクすると、次のターン開始時に本来の強力な姿で復活し、攻撃・ブロックが可能に。
このシナジーにより、オルゾフ・ミッドレンジがモダン環境で急成長し、関連カードの価格が軒並み上昇している。
2. 「フィリア」の価格変動
急騰の流れ
- 1月11日時点の最低価格:約400円
- 1月21日~24日にかけて価格が約930円まで上昇
- リージョナルチャンピオンシップ後に再び価格上昇し、2月初旬には約1,300円に到達
- 3週間で223%の価格上昇
ボーダーレス版の更なる高騰
- 1月11日時点で約440円
- 2月初旬には約1,350円
- 現在の最低販売価格は約1,860円
- 特にボーダーレス版は可愛らしいデザインが人気を集め、さらなる価格上昇の可能性
3. 今後の展望
価格の動向
- オルゾフ・ミッドレンジの人気次第でさらなる高騰の可能性
- 再録がない限り、今後の大会結果次第で価格は安定または上昇の一途
- 特にボーダーレス版はプレミア価格がつく可能性大
投資価値は?
- すでに223%の上昇を記録しているため、短期的な利益確定には適した状況。
- 長期保有するなら、環境の変化を見ながら売却タイミングを検討すべき。
まとめ
「溌剌の牧羊犬、フィリア」は、瞬速とブリンク能力を活かし、強力なシナジーを生み出せるカードとしてモダン環境を支配しつつある。
特に「ベイルマークの大主」や「護衛募集員」などのカードと組み合わせることで、盤面を有利に展開できる点が評価されている。
価格は1月11日から約3週間で223%上昇し、現在は約1,300円。
ボーダーレス版はさらに高騰し、約1,860円に達する可能性がある。
オルゾフ・ミッドレンジの環境シェア次第で、さらなる価格変動も予想されるため、今後の大会結果やメタゲームの動向をチェックしながら売買のタイミングを見極めよう!
「溌剌の牧羊犬、フィリア」は『モダンホライゾン3』に収録されています。
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