【MTGRocks】記事情報:『モダンホライゾン3』のブリンク定番が着実に580.2%急騰。


MTGでは、最新の統率者戦用の新しいブラケットシステムの発表が話題となっているが、それだけではない。
新セット「Aetherdrift」のリリースにより、他のフォーマットでも新たなデッキ構築やカードの評価が進んでいる。
その中でも、モダン環境で注目されているのが「オルゾフ・ブリンク」デッキだ。
このデッキの人気の高まりとともに、「骨の皇帝」の価格が急上昇しており、今後の市場動向にも大きな影響を与えそうだ。
要点解説
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「骨の皇帝」とは?
- モダン環境で「オルゾフ・ブリンク」デッキの核となるカードの一つ。
- 墓地から一時的にクリーチャーを蘇生する能力を持つ。
- 「溌剌の牧羊犬、フィリア」との相性が良く、ブリンク(場から離して再度戦場に戻す)を活用して大型クリーチャーを恒久的に場に残す動きが可能。
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モダンでの活躍
- 「オルゾフ・ブリンク」デッキの成功により、多くのプレイヤーが「骨の皇帝」を採用。
- 「ベイルマークの大主」や「孤独」などの強力なクリーチャーを低コストで場に出せる。
- リアニメイト(墓地からのクリーチャー復活)デッキでも有効で、対戦相手の墓地から強力なクリーチャーを奪う戦略にも適している。
- 「デス & タックス」などのレガシーデッキでも試験的に採用されており、使用範囲が広がっている。
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価格の急上昇
- 「溌剌の牧羊犬、フィリア」と同様に、「骨の皇帝」も価格が急上昇。
- 2023年11月末の時点では1枚約123円だったが、現在では約838円と約580%の値上がり。
- 市場価格の最低ラインは約907円、一部では約988円以上の取引も。
- プリリース版や拡張アート版の価格も上昇し、現在の最安値は約1,900円と約1,173円。
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価格上昇の要因と今後の見通し
- 急激な価格高騰ではなく、緩やかに上昇しており、投資目的の買い占めではなく、プレイヤーによる需要が主導。
- モダンでの「オルゾフ・ブリンク」やリアニメーター戦略の人気が継続すれば、さらに価格が上昇する可能性が高い。
- 現在、TCGplayerでは約60枚の「骨の皇帝」が販売されているが、供給が減ればさらなる価格高騰もあり得る。
まとめ
「骨の皇帝」は、モダン環境において「オルゾフ・ブリンク」デッキの重要なパーツとなり、価格が急上昇している。
2023年11月から現在にかけて580%の値上がりを記録し、今後もその価値は安定または上昇傾向にあると考えられる。
現在の価格上昇は投資家の投機的な動きではなく、プレイヤーの実需によるものであり、特にモダンのメタ環境が変わらない限り、高価格帯を維持する可能性が高い。
今後の供給状況次第では、さらなる価格の上昇も予想されるため、早めに確保しておくのが得策かもしれない。
「骨の皇帝」は『モダンホライゾン3』に収録されています。
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