【MTGRocks】記事情報:壊れたブルームバロウのエンチャントは、秘密のMTGの定番になるかもしれません。



『マジック:ザ・ギャザリング』(MTG)の中で、これまで注目されなかったカードが一気に活躍し、複数のフォーマットで使用されるようになることがあります。
最近では、エンチャント「美術家の才能」がその代表例となっており、パイオニアやモダンのデッキで急速に人気を集めています。
このカードは、もともとはリミテッドでもほとんど見かけないものでしたが、今や強力なカードとして脚光を浴びています。その結果、価格の急騰も予想されます。
要点
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「美術家の才能」について
- マナコスト: 1R
- タイプ: エンチャント(クラス)
- 主な効果: クリーチャーでない呪文を唱えるたびにカードを1枚捨てて1枚引く。
- レベル2効果: クリーチャーでない呪文のコストが1少なくなる。
- レベル3効果: あなたがコントロールしている発生源1つが、対戦相手や対戦相手がコントロールしているパーマネントに戦闘ダメージでないダメージを与えるなら、代わりに、それはその点数に2を足した点数のダメージを与える。
このカードは、一見すると軽く見える効果ですが、呪文を多く唱えるデッキでは強力なリソース管理手段として機能します。
特に「弧光のフェニックス」デッキや「見えざる糸」コンボデッキで使用され、デッキの安定性を高めています。 -
パイオニアにおける活躍
最近のアメリカ地域選手権では、パイオニアフォーマットで「美術家の才能」を採用した「イゼット・フェニックス」デッキが好成績を収めました。
このカードは、ドローと墓地利用をサポートし、特に「弧光のフェニックス」を速やかに墓地に送り込むことができる点で非常に有用です。また、「見えざる糸」コンボデッキでも「美術家の才能」は重要な役割を果たしています。
このデッキでは、通常は2つの「睡蓮の原野」が必要なコンボを、レベル2のコスト軽減効果により1つのフィールドで完結させることができます。
さらに、レベル3効果により、「紅蓮地獄」が1マナで4ダメージを与えるようになり、対戦相手に強力な盤面圧力をかけることができます。 -
モダンでの試験運用
モダンでは、「美術家の才能」が「ルビーストーム」デッキで試験的に採用されています。
このデッキでは、コンボパーツを集めつつ不要なカードを捨て、コスト軽減効果を活用して素早くゲームを終わらせることが可能です。
また、レベル3効果により「ぶどう弾」のダメージが3になるため、必要なストーム数が少なくなり、対戦相手を効率的に倒すことができます。 -
価格の動向
「美術家の才能」の価格は、8月には約45円でしたが、最近では約298円まで上昇しています。
この急上昇は、特に「見えざる糸」デッキの成功によるものと見られます。
今後もこのデッキが競技シーンで活躍を続ければ、さらに価格が上昇する可能性があります。
まとめ
「美術家の才能」は、MTGのパイオニアやモダンで急速に注目を集めているカードです。
特に、パイオニアの「イゼット・フェニックス」や「見えざる糸」コンボデッキでの使用により、その強力な効果が広く認識され始めています。
価格の急騰も見られ、今後さらに上昇する可能性が高いです。
MTGのデッキ構築や投資を考えるプレイヤーにとって、目を離せないカードと言えるでしょう。
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