【MTGRocks】記事情報:『霊気走破』がMTGのテーブルに燃えるように速い赤単のカードをもたらす。
2024年の赤単は圧倒的な攻撃力でスタンダードとパイオニアのメタを席巻しましたが、2025年の『霊気走破』でもその勢いは続きそうです。
特にスピードをテーマにした今セットは、赤単ファンにとって見逃せない内容となっています。
以下では、公開された注目カードを解説します。
要点解説
1. 「Marauding Mako」
- コスト: R
- タイプ: クリーチャー – 鮫・海賊
- 能力:
- カードを1枚以上捨てるたびに、その枚数分の+1/+1カウンターを得る。
- サイクリング(2):2マナで捨てることでカードを1枚引ける。
- 解説:
- スタンダードでは、「逸失への恐怖」や「苦々しい再会」などの「ルーティング」カードとの相性が抜群。
- パイオニアでは、「鏡割りの寓話」などのディスカードを活かすデッキで活躍可能。
- モダンでは、「燃え立つ調査」や「信仰無き物あさり」と組み合わせることで、2ターン目に恐るべき存在となる可能性。
2. 「運任せ」
- コスト: RRR
- タイプ: エンチャント
- 能力:
- アップキープの開始時にライブラリーの一番上のカードを追放し、そのターン中にプレイ可能。
- 解説:
- スタンダードやパイオニアでは重い赤マナコストが足かせに。高速アグロが主流のため採用は厳しい。
- 統率者では、追放からのプレイに関連するシナジーを活かせる。
「情熱的な考古学者」などと好相性。
3. 「Full Throttle」
- コスト: 4RR
- タイプ: ソーサリー
- 能力:
- メインフェイズ終了後に追加の戦闘フェイズを2つ得る。
- そのターンの各戦闘開始時に攻撃したクリーチャーをアンタップ。
- 解説:
- 戦闘ダメージを3倍に増幅するポテンシャルを持つ爆発的な効果。
- スタンダードやパイオニアでは6マナが重く、競技環境での採用は限定的。
- 統率者戦では、攻撃トリガーや大ダメージを狙うコンボデッキで注目される。
まとめ
『霊気走破』の赤単カードは、セットテーマである「スピード」に忠実で、複数フォーマットにまたがる活躍が期待されます。
「Marauding Mako」のような柔軟性のあるカードから、「Full Throttle」のような派手なコンボカードまで、多彩な選択肢が用意されています。
ただし、高速環境の競技フォーマットでは慎重なデッキ構築が必要となりそうです。
特に統率者戦では、これらのカードの独自性が最大限に活かされるため、赤単デッキを組む際の優先候補になるでしょう。
『霊気走破』の発売日は2025年2月14日。この勢いあるカード群をぜひ体感してみてください!
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