【MTGRocks】記事情報:モダンでの成功後、『ビッグスコア』全体除去が350%急騰します。
最近、MTGのセット『ビッグスコア』に収録されたカード「害獣駆除」の価格が急騰しています。
特にスタンダードやモダンの環境変化に伴い、その需要が急増し、価格は短期間で600%もの上昇を記録しました。
本記事では、なぜこのカードの価値が高騰したのか、そして今後の価格推移について考察します。
【要点解説】
1. 「害獣駆除」の特徴と影響
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カードの基本情報
- コスト: 2マナ
- 効果: 特定の相手に対して強力な盤面リセット能力を持つ
- 用途: 特定のデッキタイプ(エスパー・ピクシー、エスパー・眼魔、リアニメイト)において重要なカード
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環境への影響
- スタンダード: エスパーピクシーデッキでの採用により高騰
- モダン: エスパー・眼魔やリアニメイトが採用し、さらに注目を集める
- 環境の変化: 12月の禁止改定後、ボロス・エネルギーとティムール・ブリーチが支配する環境で有効
2. 価格の推移と要因
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初回の価格上昇(2025年初頭)
- 価格変動: 約137%上昇(約680円 → 約1,570円)
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現在の価格急騰(2回目の上昇)
- 最新価格: 約20ドル(約3,100円)に到達
- 安価な代替品: 多少安い中古品も存在(約2,450円)が、数が非常に少ない
- 供給不足: 「害獣駆除」の供給量が少ないため、価格が高騰
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他の高額カードとの比較
- 「宝物庫生まれの暴君」(別の『ビッグスコア』収録カード): 4,800円程度で取引されるが、流通量は100枚以上と豊富
- 「害獣駆除」: 取引可能な新品がわずか21枚と極端に少ない
3. 今後の価格推移の予測
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短期的な可能性
- 需要が続けばさらなる値上がりの可能性あり
- しかし、投資目的の購入者が増えることで、一部が売却され価格が落ち着く可能性も
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長期的なリスク
- 3月のモダン環境での禁止改定の影響が大きい
- ボロス・エネルギーやティムール・ブリーチが規制されると需要が激減する可能性
- その場合、価格は約780円程度まで下落する可能性
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メタゲームの変動
- エスパー・眼魔の成績が低迷し始めており、需要が減る可能性がある
- スタンダード環境の変化も影響し、価格の維持は難しいかもしれない
【まとめ】
「害獣駆除」は、スタンダードとモダンのメタゲーム環境の影響を受け、2025年に入り2回目の大幅な価格上昇を記録しました。
しかし、現在の価格(約3,100円)は過熱気味であり、今後の環境変化や禁止改定次第では大幅な下落が予想されます。
短期的にはさらなる値上がりの可能性があるものの、長期的には慎重な判断が求められるカードと言えるでしょう。
「害獣駆除」は『サンダー・ジャンクションの無法者』に収録されています。
『サンダー・ジャンクションの無法者』は↓から購入できます。
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