【MTGRocks】記事情報:新たな「士気溢れる徴集兵」は究極のグループ・ハグ統率者。



『ファイナルファンタジー』と『マジック:ザ・ギャザリング』のコラボセットが盛り上がりを見せる中、ファンの間で密かに注目されているのが、「陽気な義賊、ジタン」というアンコモンの伝説のクリーチャーです。
スタンダード環境では控えめな性能ながら、統率者戦(EDH)では独自の戦略で活躍が期待されるカードとなっています。
本記事では、ジタンの特徴と、それを軸にした「グループ・ハグ」型デッキの可能性について解説します。
■ 要点解説
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ETB効果で相手のクリーチャーを一時的に奪取
ジタンは戦場に出た際、相手のクリーチャー1体のコントロールを一時的に奪う効果を持ちます。
攻撃誘発効果などを利用して一時的なアドバンテージを得ると同時に、ライフ回復の効果も加わります。 -
「贈与」による宝物生成ギミック
本領は、相手が自分のパーマネントを得るたびに宝物・トークンを生成する効果にあります。
これを活かすには、「ヒスラインの綱」(約220円)や「バックナードの裕福な財布」(約146円)といった、使用後に相手に渡るアーティファクトとの相性が抜群です。 -
負の効果アーティファクトでコントロールとリソースを両立
「凶運の指輪」や「凶運の彫像」など、相手にとってデメリットとなるカードを押し付けて妨害しながら宝物を得る構成も強力。
相手がそれらを自発的に送り返してくることで、さらに宝物を稼げます。 -
継続的なコントロール交替によるアドバンテージの蓄積
「雇われの剛力、スライサー」(約292円)や「突撃鎧」(約438円)は、毎ターン自動的にコントロールが交替するカードで、1ターンに最大3つの宝物が得られるようになります。
特に「使嗾」(強制攻撃)効果によって自分が攻撃されない点が魅力です。 -
一斉奪取カードとの相性で爆発的なマナ供給
「救援を求めて」(約146円)や「暴動」(約2,336円)などで複数のクリーチャーを一度に奪取し、ターン終了時にまとめて返すことで大量の宝物を獲得する動きも可能です。 -
宝物の最終的な活用法
「厚顔の無法者、マグダ」(約730円)は生成された宝物を活用してアーティファクトやドラゴンをサーチできます。
「ヘルカイトの暴君」(約1,168円)によって勝利条件に直結する戦略もあり、「顔壊しのプロ」でカードを掘ることもできます。
■ まとめ
「陽気な義賊、ジタン」は、単なる奪取効果にとどまらず、「相手にパーマネントを贈る」ことでアドバンテージを積み上げていく、ユニークかつ戦略的な統率者です。
継続的な宝物生成により膨大なマナを確保でき、そのリソースを使ってゲームを支配していくスタイルは、統率者戦ならではの醍醐味といえます。
グループ・ハグ型の構築としても面白く、今後のEDH環境で注目される存在になるでしょう。
戦略性と楽しさを兼ね備えたこのカード、統率者としての採用を検討してみてはいかがでしょうか。
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ズィダン