【MTGRocks】記事情報:2023年『イクサラン』のセットのMTGカードが、モダンでの成功を受けて価格が250%急騰。


モダン環境は競争が激しいフォーマットですが、新たなカードが過去のデッキを復活させることもあります。
『霊気走破』の登場により、「アスモラノマルディカダイスティナカルダカール」(通称アスモ)を中心とした「アスモフード」デッキが大きく復活しました。
特に「忍耐の記念碑」とのシナジーが注目され、今では「Inti’s Cookbook」と呼ばれる新たな形に進化しています。
この影響で、「太陽の執事長、インティ」の価格が急騰しています。
『Inti’s Cookbook』の戦略とシナジー
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新たな名称「Inti’s Cookbook」の由来
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「地獄料理書」との相性の良さから名付けられた。
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インティの能力が料理書のディスカード効果と抜群のシナジーを発揮。
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「忍耐の記念碑」の追加により、リソースの循環が強化される。
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キーカードの役割
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「太陽の執事長、インティ」:ディスカードをトリガーに衝動的ドローを提供。
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「忍耐の記念碑」:ゲーム後半でのリソース確保。
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「地獄料理書」:ディスカードによる継続的なアドバンテージ。
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「アスモラノマルディカダイスティナカルダカール」:料理書を活用した多彩なコンボ要素。
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他フォーマットでの活躍
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スタンダード:「ジェスカイ・眼魔」や「グルール・昂揚」で採用。
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パイオニア:ディスカードを活用するデッキで活躍。
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モダン:「ホロウワン」デッキなどでも採用例あり。
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「太陽の執事長、インティ」の価格急騰
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価格の推移
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2月7日時点での価格:約197円
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3月2日時点での価格:約688円(250%上昇)
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一時的なピーク:約949円(319%上昇)
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市場価格の急騰がTCGplayer Directによる影響を受けている。
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TCGplayer Directの影響
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便宜性の高い販売方式のため、一部の購入者が約1486円で購入。
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平均価格の上昇に寄与したが、実際の市場価格はもう少し低い水準に落ち着く可能性。
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今後の価格動向とデッキの展望
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価格の今後の動き
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「Inti’s Cookbook」が安定して成績を残せば、約372円前後で落ち着く可能性。
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一方で、大会での活躍が伸び悩めば、一時的なブームに終わる可能性も。
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モダン環境での持続性
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現状、「Inti’s Cookbook」はモダンリーグでの優勝実績を積み重ねている。
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しかし、『モダンチャレンジ』での勝利実績が増えなければ、長期的な使用率は不透明。
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まとめ
「Inti’s Cookbook」の登場により、「アスモフード」デッキが新たな可能性を見出し、「太陽の執事長、インティ」の価格が急騰しました。
市場の動きはTCGplayer Directの影響を受けていますが、デッキの競技的な成功が続けば、価格は安定するでしょう。
今後、「Inti’s Cookbook」がモダン環境でどこまで食い込めるか注目されます。
これが単なる一過性のブームなのか、それともモダンの新たな主力デッキとなるのか、プレイヤーは慎重に見極める必要があります。
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