【MTGRocks】記事情報:26年前のマイナーな再利用可能除去カードが1,233%の価格急騰。


マジック:ザ・ギャザリングの新たな『ファイナルファンタジー』コマンダーデッキの登場により、旧カード「屠殺」が再注目され、価格が急上昇しています。
特に「魔女、ヤ・シュトラ・ルル」との予期せぬシナジーが注目を集めており、コマンダーファンの間で話題となっています。
注目ポイントの解説
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「屠殺」とは?
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1998年発売の『エクソダス』収録のインスタントカード。
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非黒のクリーチャーを破壊できるが、4マナと重く、現在の基準では効率が悪い。
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特徴は「バイバック(4点のライフを支払うことで手札に戻せる)」能力。
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ヤ・シュトラ・ルルとのシナジー
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ヤ・シュトラ・ルルの効果は「誰かが4点のライフを失うたびに誘発する」。
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バイバックの支払いで自分がライフを4点失うと誘発条件を満たし、ドローにつながる。
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ターンごとに誘発するため、複数ターンにわたって「屠殺」を使えば高いアドバンテージが得られる。
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除去カードである「屠殺」が、継続的なドローソースに変貌。
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価格の推移と供給状況
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価格は約43円から約572円に急騰。
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2024年5月15日頃から需要が急増、FF統率者の公開タイミングと一致。
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再録が一度もなく、初出は『エクソダス』のみ。
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フォイル版は存在せず、状態の良いカードが少ないため希少価値が高い。
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プレイ用に妥協すれば、中程度の使用感のあるカードが約500円前後で入手可能。
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今後の見通し
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一時的な需要である可能性が高く、「ヤ・シュトラ・ルル」以外では使用されにくい。
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ただし供給が極端に少ないため、一定の需要が残れば価格の高止まりもありうる。
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今後、別のシナジーが発見されれば再度の高騰も。
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まとめ
26年前のカード「屠殺」が、意外にも『ファイナルファンタジーXIV』の「ヤ・シュトラ・ルル」とのコンボで注目を浴び、価格が13倍以上に急騰しました。
旧カードならではのユニークな能力が、現代のコマンダー環境で再評価された好例です。
しかし、今回の高騰は「ヤ・シュトラ・ルル」への一時的な注目によるものと考えられるため、購入は慎重に判断すべきでしょう。
今後の供給と需要のバランス次第で、再び価格が落ち着く可能性も高いため、買い時を見極めるのが重要です。
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