【MTGRocks】記事情報:MTGが新たな『霊気走破』のスポイラーでマリオカートにオマージュを捧げる。
MTG(Magic: The Gathering)最新セット『霊気走破』は、映画やゲームからの影響を受けたネオンカラーのカードデザインが特徴です。
その中でも注目されているのが、任天堂の「マリオカート」への明確なオマージュを含むカードたちです。
本記事では、特に話題となっている「棘甲羅の追い立て屋」と「果敢な整備士」を中心に、MTGのゲームデザインとビデオゲームとの関係について掘り下げます。
【要点解説】
1. マリオカートをモチーフとしたカードたち
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「棘甲羅の追い立て屋」
- コスト: 4青(約620円)
- カードタイプ: アーティファクトクリーチャー – ロボット・海亀
- 能力: 対戦相手のスピードを1減らし、特定のクリーチャーや機体を手札に戻す。
- 背景: マリオカートの「青甲羅」を彷彿とさせるデザイン。
対戦相手の先頭を妨害する能力が特徴だが、構築戦では速度の遅さから活躍は難しいと予想される。
一方、リミテッド戦ではそこそこの実力を発揮しそう。
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「果敢な整備士」
- コスト: 2白(約310円)
- カードタイプ: クリーチャー – 工匠
- 能力: マナを支払うことで、指定したマウントや機体に+1/+1カウンターを置ける。
- 背景: 任天堂の「マリオ」を意識したデザイン。
帽子、オーバーオール、ひげといった見た目や労働者的な背景が共通している。
リミテッドでは使い勝手がよく、特に長期戦での能力活用が期待される。
2. MTGとビデオゲームの関係性
- 過去にもMTGは多くのビデオゲームをオマージュ。
- 「Plants vs. Zombies」へのオマージュ: 『イニストラード』収録の「墓所の茨」など。
- 「Minecraft」や「ウルティマ」の影響: 『マジック2015』収録のゲストデザインカード。
- 「Among Us」を意識したカード: 『カルロフ邸殺人事件』収録の「犯人はこの中にいる」。
- 明確なオマージュカードがセットテーマと融合すると、ゲーム体験がさらに深まることが多い。
3. カードゲームにおけるコラボの意義
- プレイヤー層の拡大: 人気ゲームや映画とのコラボレーションで新規ファンを獲得。
- ノスタルジーの喚起: 長年プレイしているファンにとって、馴染みのあるテーマが嬉しい要素となる。
- デザインの一貫性: 単なるオマージュではなく、ゲームシステムに溶け込むことが重要。
【まとめ】
『霊気走破』のようなセットは、MTGが長年培ってきた創造性と、他ジャンルからの影響を融合させる試みを象徴しています。
特に「マリオカート」へのオマージュは、カードデザインとしての魅力だけでなく、ゲームプレイの可能性を広げる新しい要素として注目されます。
こうしたコラボは、プレイヤーに新しい発見と楽しみを提供するだけでなく、MTGの持つ普遍的な魅力を再確認させるものといえるでしょう。
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