【MTGRocks】記事情報:MTG 『霊気走破』クリーチャーに異例の発売前の訂正を適用。

ウィザーズ・オブ・ザ・コースト(WotC)が発表した『霊気走破』の新カード「ピットストップの自動機械」に、発売前のエラッタが適用されることが決定した。
エラッタはカードの意図を正しく反映させるための重要な調整だが、プレイヤーの混乱を招くことも多いため、WotCは通常、慎重に適用している。
今回の修正は、「ピットストップの自動機械」がマナ能力をコピーできないようにするというルール整合性の調整であり、ゲームのバランスには大きな影響を与えないが、プレリリースで使用するプレイヤーにとっては重要な情報となる。
要点解説
1. エラッタとは?
- カードの効果を正しく機能させるために修正を加えること
- 既存のルールやゲームバランスと整合性を取るために適用される
- WotCはエラッタを慎重に扱い、頻繁には行わない
2. 「ピットストップの自動機械」の効果と問題点
元々の能力
- 2マナ+タップで「次に発動する消尽能力をコピーする」効果
- 例:「開拓者、おたから」の能力をコピーすればカード3枚を2回引ける
問題点
- MTGのルール上、「マナ能力」はスタックを使わないためコピーできない
- しかし、元の「ピットストップの自動機械」の能力では、マナ能力もコピーできるように読めてしまう
3. エラッタ後の変更点
- 「次に発動する消尽能力をコピーする」効果に制限を追加
- 「マナ能力はコピーできない」ことを明確化
- 修正後のオラクルテキスト:
- 「次に発動する消尽能力(ただしマナ能力は除く)をコピーする。コピーの対象を変更できる。」
- これにより、「ピットストップの自動機械」はマナ能力を誤ってコピーすることがなくなる
まとめ
「ピットストップの自動機械」の発売前エラッタは、ゲームの整合性を保つための重要な修正。
今回の変更は、「マナ能力はコピーできない」というルールと矛盾しないようにするためのものであり、カードの強さや戦略には大きな影響を与えない。
『霊気走破』のプレリリースで「ピットストップの自動機械」を使う予定のプレイヤーは、このエラッタを事前に把握し、ルールミスを防ごう!
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