WotC、統率者戦の《Star Trek》コンボ防止でルール変更 – マジック:ザ・ギャザリング

mtgrocks

【MTGRocks】記事情報:WotC、統率者戦の《Star Trek》コンボ防止でルール変更

《群れ率いの人狼》へのエラッタ適用とStar Trekの新メカニズムを巡る影響

MTG『Star Trek』のプレリリース開始に伴い、新メカニズム「Federation(連邦)」に関連した《群れ率いの人狼》への異例のエラッタが発表され、プレイヤーの間で波紋を広げています。

  • 「Federation」は、自分がコントロールしているクリーチャーが持つ「Borg(ボーグ)ではないクリーチャー・タイプ」の総数を参照して報酬を与えるメカニズムであり、多相(Changeling)を持つクリーチャーが単体ですべてのタイプを満たして悪用されるのを防ぐために「Borg」が除外設定されています。
  • プレイヤーは、《アメーバの変わり身》や《鍾乳石の短剣》で全クリーチャー・タイプを得た《群れ率いの人狼》に対し、《人工進化》を用いてテキスト内の「Human(人間)」を「Borg」に書き換えることで、Borg以外の全タイプ(約360種類)を持つ状態を作り出すコンボを発見しました。
  • このコンボが成立すると、《Starfleet Academy》で300マナ以上を生成したり、《Captain Jonathan Archer》で膨大な数の+1/+1カウンターを置いたりすることが可能になります。
  • Wizards of the Coastは、「プレイヤーがMTGに存在するクリーチャー・タイプの総数を把握していなければならない状況を作るべきではない」というポリシーに基づき、このコンボを阻止するためのエラッタを《群れ率いの人狼》に適用しました。
  • 修正後の《群れ率いの人狼》の能力は、起動後に「人間ではなくなる」のではなく「人狼(Werewolf)になる」という記述に変更され、多相などの他のタイプを持っていたとしても、能力解決後は単一のタイプに上書きされるようになります。
  • コミュニティでは、このコンボがカジュアル環境向けで対処も容易な「不器用なコンボ(jank combo)」であったことや、カードの額面通りの挙動ではなくなる極めて不自然な修正であることに対し、不満の声が上がっています。
  • 《剣を鍬に》などの除去1枚で妨害可能なこのコンボは競技的な脅威ではありませんでしたが、ルールの整合性を保つという名目で公式に修正されることとなりました。

今回のエラッタにより《群れ率いの人狼》を用いた「Federation」コンボは公式に不可能となりましたが、カードの記述と実際のルールが乖離する結果となったため、カジュアルな統率者戦(Commander)のテーブルでは「Rule Zero(対戦前の話し合い)」による柔軟な対応も選択肢として残されています。

MTGRocks様にて記事が公開されました。
MTGRocks様の記事をチェック

コメント

タイトルとURLをコピーしました