ウィザーズ・オブ・ザ・コースト、今後の統率者禁止解除を確認。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:ウィザーズ・オブ・ザ・コースト、今後の統率者禁止解除を確認。

 

 

2023年9月の統率者フォーマットの突然の禁止改訂以来、多くのMTGプレイヤーが今後の動向を注視していた。
ウィザーズ・オブ・ザ・コースト(WotC)はこの問題に対処するため、新たな統率者ティア(Bracket)システムを導入し、より公平なマッチメイキングの実現を目指している。

さらに、WotCは統率者の禁止・解禁の新たな基準として「ゲームチェンジャーリスト」を発表。
このリストは、フォーマットの健全性を維持しつつ、カードの禁止・解禁をより透明性のあるプロセスで実施するためのものだ。

要点解説

1. 統率者の新システム – ゲームチェンジャーリスト

  • ゲームチェンジャーリストとは?

    • 統率者フォーマットで影響力の大きいカードをまとめたリスト。
    • ティア3(Upgraded)以降のデッキで、最大3枚まで使用可能。
    • 今後の禁止・解禁の「テスト領域」として活用される。
  • 目的

    • 新たな禁止・解禁を透明性のある形で行う。
    • プレイヤーがカードの使用可否を事前に把握できるようにする。
    • いきなりの禁止による市場への影響を軽減する。
  • WotCのコメント

    • 「今後の統率者の禁止は基本的にこのリストから行われるが、すべてのカードが禁止されるわけではない。」
    • 統率者における禁止カードの予告リストとしても機能する。

2. 4月に大規模な発表が予定

  • 「統率者の新ティアシステムの正式導入」と「ゲームチェンジャーリストに基づく解禁」が予定されている。
  • 具体的な日付は未定だが、4月下旬の発表が確定している。
  • プレイヤーのフィードバックを反映した形で調整が行われる可能性がある。

3. 今後の禁止・解禁の可能性

① 解禁の可能性があるカード

  • 「魔力の墓所」

    • 過去の禁止が非常に物議を醸したカード。
    • 「魔力の櫃」もゲームチェンジャーリスト入りしているため、同じ扱いになる可能性が高い。
  • 「宝石の睡蓮」

    • 統率者デッキの爆発的なスタートを助長するカード。
    • 解禁された場合、ゲームチェンジャーリスト経由で制限付きで使用可能になると予想。
  • 「引き裂かれし永劫、エムラクール」

    • 極端に強力なカードだが、新たなティア制度ができたため、高ティアでの使用が許容される可能性あり。
  • 「原始のタイタン」

    • 強力な土地加速効果を持つが、現在のメタゲームでは許容されるかもしれない。

② 追加禁止の可能性があるカード

  • 「ネクロポーテンス」

    • 過去のフォーマットでも圧倒的なアドバンテージを生み出してきたカード。
    • 統率者でも問題視される可能性がある。
  • 「Bazaar of Baghdad」

    • 強力なドローエンジンとして、特定のデッキにおいて支配的な影響を与える。
  • 「Mishra’s Workshop」

    • アーティファクトデッキにおいて過剰なアドバンテージを生み出す可能性あり。
  • 「The Great Henge」

    • ゲームを一気に決定づける能力を持ち、抑制が必要とされる可能性がある。

4. プレイヤーのフィードバックが重要に

  • 統率者はもともとプレイヤー主導のフォーマットであり、WotCもフィードバックを重視。
  • 4月までの間に、プレイヤーからの意見を募り、リストの修正やティアシステムの調整を行う予定。
  • 現在のゲームチェンジャーリストは「試験的なもの」であり、今後変更される可能性がある。
  • 今後の公式イベントやLGSでの統率者戦に影響を与える可能性があるため、多くのプレイヤーが関心を持っている。

まとめ

① ゲームチェンジャーリストの導入

  • 統率者の新たなルールシステムとして、ゲームチェンジャーリストが導入。
  • 禁止・解禁の透明性を高め、予告なしの禁止による影響を軽減。
  • ティアごとに使用制限を設けることで、適正なプレイ環境を提供。

② 4月下旬に大規模発表予定

  • 統率者の新システム正式導入。
  • ゲームチェンジャーリストを活用した禁止・解禁が発表される予定。
  • 具体的なカードリストは未定だが、プレイヤーのフィードバックを反映する可能性が高い。

③ 今後の禁止・解禁の可能性

  • 「魔力の墓所」、「宝石の睡蓮」、「引き裂かれし永劫、エムラクール」などの解禁が期待される。
  • 一方で、「ネクロポーテンス」、「Bazaar of Baghdad」、「Mishra’s Workshop」などの禁止も検討される可能性あり。
  • プレイヤーの意見が最終決定に大きく影響を与える。

統率者フォーマットは、今回の新システム導入によってより柔軟で明確なルールへと進化している。
4月の正式発表を控え、プレイヤーからのフィードバックが重要となるため、今後の動向に注目していきたい。

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