わずか1マナで対戦相手の手札を丸裸にする古参エンチャントが再評価。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:わずか1マナで対戦相手の手札を丸裸にする古参エンチャントが再評価。

コマンダーで再評価進む古参カード「テレパシー」

MTGでは対戦相手の手札という隠された情報が重要な要素となっています。
ブラフや心理戦もゲームの醍醐味の一つですが、その前提を大きく覆すカードとして近年再び注目されているのが「テレパシー」です。
1998年の『ウルザズ・サーガ』で初登場したこのエンチャントは、長らく目立たない存在でした。
しかし最近になってコンテンツクリエイターによる紹介動画が話題となり、コマンダーでの高い有用性が改めて評価されています。

要点解説

  • 「テレパシー」は青1マナで設置できるエンチャントで、対戦相手全員が手札を公開した状態でプレイすることになります。
    1対1のゲームでは手札枚数が少なく影響も限定的ですが、複数人で対戦するコマンダーでは3人分の情報を常に確認できるため、非常に大きな情報アドバンテージを得られます。
  • 特にコンボデッキとの相性が良好です。
    勝利コンボを決める前に妨害札の有無を確認できるため、安全なタイミングで勝負を仕掛けられます。
    逆に相手がコンボを狙っている場合も、重要パーツや保護手段を把握できるため、事前に対策を準備しやすくなります。
  • コントロールデッキにとっても有力な選択肢です。
    打ち消し呪文や除去呪文を使用する最適なタイミングを正確に判断できるほか、「思考囲い」のようなハンデス呪文も狙ったカードを確実に落とせるようになります。
    コマンダーでは対応のタイミングが重要になるため、この情報量は大きな武器となります。
  • また、コマンダー特有の政治的駆け引きにも大きな影響を与えます。
    普段ならブラフや交渉によって有利な状況を作れるプレイヤーでも、手札が公開されているため駆け引きが難しくなります。
    誰が脅威となるカードを抱えているのか全員に明らかになるため、テーブル全体の警戒対象も変化しやすくなります。
  • 「センの三つ子」や「不可解なるイスペリア」のような情報を活用する統率者とは特に好相性です。
    また、「結界師ズアー」を採用するエンチャントデッキや青系エンチャントレス、コントロール戦略でも有効活用できます。
    さらに非クリーチャー呪文を参照するデッキとも相性が良く、採用できるデッキの幅は想像以上に広いとされています。
  • 一方で欠点もあります。全員の手札が公開されることで、プレイヤーは毎ターン増える情報を処理する必要があります。
    その結果、判断時間が長くなりゲーム進行が遅くなる可能性があります。
    そのため、コマンダーのプレイグループによっては事前に相談してから採用した方がよいカードと考えられています。
  • 現在の採用者数はEDHRECで約29,100人と一定数存在するものの、カード性能を考えるとまだ普及しているとは言えません。
    また価格は日本円で約55円と非常に安価です。
    再録も多く入手しやすいため、気軽に試せるカードとして注目されています。

まとめ

「テレパシー」は、わずか1マナで卓全体の情報戦を支配できる古参エンチャントです。
コンボやコントロール戦略を強力に支援するだけでなく、コマンダーの政治的駆け引きそのものにも影響を与えます。
ゲーム進行が遅くなる可能性はありますが、約55円という低価格で導入できることを考えれば、青を含む統率者デッキなら一度試してみる価値のある隠れた名カードと言えるでしょう。

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