【MTGRocks】記事情報:禁止を乗り越え、悪名高いコンボが775人参加の大型大会で優勝。

「バント・エアベンダー」のスタンダードにおける再浮上
8月の「アナグマモグラの仔」禁止以降、爆発力を失い環境から姿を消していた「バント・エアベンダー」ですが、先週末にハートフォードで開催されたMagic Spotlightイベントでトップ8入賞を果たし、再び注目を集めています。
要点解説
- このデッキは、「灰毛の天才、オーロック博士」のコスト減少能力を軸に、「素早き救済者、アン」と「不動の守護者、アッパ」を互いに「気の技」して出し入れするコンボを搭載しています。
これにより、「不動の守護者、アッパ」の誘発型能力で無限の1/1の同盟者・クリーチャー・トークンを生成することが可能です。 - コンボパーツの確保には、カードアドバンテージとマナ供給を兼ねる「次元転移用ウェブウォッチ」や、「木苺の使い魔」の出来事側を安価に唱えてライブラリーを掘り進める手法が用いられます。
- 『リアリティ・フラクチャー』からの新戦力である「パラドックスとしての歩み」は、ライフゲイン、ドロー、追加の土地プレイを提供します。
このエンチャントを「不動の守護者、アッパ」で使い回すことで、コンボ成立時に無限ライフと無限ドローという勝利手段も得られます。 - 「ジェニファー・ウォルターズ」の採用により、自分のターン中の相手の呪文詠唱を封じ、コンボを安全に完遂させることができます。
また、過剰なマナがある状況では変身させて戦力として運用することも可能です。 - メタゲームにおける立ち位置として、除去が少なく長期戦を好む「オルゾフ・ライフゲイン」に対してコンボが非常に有効であり、同大会でも無敗の成績を収めました。
- 「ディミーア・ミッドレンジ」に対しても、「悪夢滅ぼし、魁渡」などの攻撃を瞬速持ちの飛行クリーチャーで阻むことができ、「ジェニファー・ウォルターズ」が「フラッドピットの溺れさせ」や「我らは断じて許さぬ!」による干渉を無効化するため、高い適応力を見せました。
- 一方で、コントロールデッキによる妨害や、「オルゾフ・ライフゲイン」対策としてサイドボードで増加している「倦怠の宝珠」に対しては非常に脆弱であるという弱点も併せ持っています。
まとめ
「バント・エアベンダー」は、現環境の主要なデッキに対して独自の強みを発揮することでスタンダード戦線に復帰しており、今後無視できないアーキタイプとして再び浮上しています。
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