【MTGRocks】記事情報:MTGのスタンダードデッキに新たな要素!『霊気走破』で熱い展開に。



『霊気走破』の発売週が始まり、Magic: The Gathering(MTG)の各フォーマットでの環境変化が期待されている。
すでに新カードを採用したデッキが大会で結果を出し始めており、中でも「エスパー・ピクシー」が注目を集めている。
このデッキは以前からスタンダードで人気だったが、『霊気走破』の新カードを取り入れることで、より強力になりそうだ。
この記事では、「エスパー・ピクシー」に追加されたカードと、それが環境にどのような影響を与えるのかを解説する。
要点解説
1. 「エスパー・ピクシー」とは?
- 青・白・黒の「エスパー」カラーを使用するコントロール寄りのデッキ。
- 低コストのパーマネントを戦場に出し、バウンス(手札に戻す)して再利用することでアドバンテージを稼ぐ。
- 「望み無き悪夢」「逃げ場なし」といったETB(戦場に出たとき能力)持ちのカードを多用。
- スタンダードのトップメタとして人気上昇中。
2. 『霊気走破』の新戦力
「エスパー・ピクシー」が採用を始めた『霊気走破』の新カード
① 不気味なガラクタ
- -2/-2修正を与える1マナの除去カード。
- 序盤のクリーチャー処理に優れ、「逃げ場なし」より1ターン早く使用可能。
- 「竜航技師」「アフターバーナーの専門家」など、グルール・アグロ系のキーカードも対処可能。
② 勢い挫き
- 2マナでクリーチャーを強制生贄にさせるエンチャント。
- 3点以上のタフネスを持つクリーチャーにも有効で、「逃げ場なし」の代替候補。
- 対戦相手に生贄にする対象がいない場合は、手札を捨てさせる追加効果を持つ。
③ 呪文貫き
- 1マナでインスタントやソーサリー、プレインズウォーカー呪文を打ち消すカウンター。
- スタンダード環境において、最も強力な『霊気走破』カードの一つ。
- 「踊る影、魁渡」などのプレインズウォーカー対策としても有効。
- コントロールデッキ全般に採用され、「エスパー・ピクシー」にとっては完璧な追加カード。
3. 現環境での「エスパー・ピクシー」の立ち位置
- MTG Goldfishでは「スタンダードで最も人気のあるデッキ」としてランクイン。
- MTG Decksでは3位とやや控えめな評価だが、いずれにせよTier1デッキの一角。
- スタンダードの主流である「グルール・アグロ/果敢」に強い新カードを得たことで、今後さらに勝率を伸ばす可能性が高い。
- 特に、「不気味なガラクタ」と「勢い挫き」の除去性能がアグロ系デッキに対して有利に働く。
- ミッドレンジデッキとの対戦では、「呪文貫き」が大きく影響を与え、特に「踊る影、魁渡」を封じられる点が強力。
4. 価格とメタゲームの今後
- 『霊気走破』が正式リリースされたばかりのため、新カードの価格はまだ安定していない。
- しかし、「エスパー・ピクシー」がメタゲームの中心になれば、新カードの価格も高騰する可能性がある。
- 特に「呪文貫き」は「神話アンコモン」(人気が高すぎて実質的にレア以上の価値を持つアンコモン)と呼ばれる価格帯に突入する可能性あり。
- 今後の環境次第では、他のデッキもこれらのカードを採用し始める可能性があるため、早めの確保が推奨される。
まとめ
- 「エスパー・ピクシー」は『霊気走破』の影響でさらなる強化を遂げ、スタンダードのTier1デッキとしての地位を確立しつつある。
- 「不気味なガラクタ」と「勢い挫き」は、新たな除去手段としてアグロデッキ対策に最適。
- 「呪文貫き」は、カウンター性能の高さからスタンダード環境全体に大きな影響を与える可能性がある。
- 既に国内外の大会で活躍しており、今後さらに注目されるデッキとなる可能性が高い。
- 新カードの価格は今後上昇する可能性があり、早めに入手しておくのが得策。
『霊気走破』の登場によって、「エスパー・ピクシー」はこれまで以上に強力なデッキになった。
今後のメタゲームがどう変化するかはまだ分からないが、現時点で「エスパー・ピクシー」がスタンダード環境の中心にいることは間違いない。
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