MTGのナヤ・エンチャント構築がプロツアーにサプライズ登場。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:MTGのナヤ・エンチャント構築がプロツアーにサプライズ登場。

 

 

 

 

MagicCon: Las Vegasで開催された「Pro Tour Final Fantasy」では、イゼット・果敢が圧倒的な人気を誇る中、ナヤ・カラーのエンチャントデッキが注目を集めました。
このデッキは「スピラの希望、ユウナ」を中核に据え、メタゲームの主流である赤系アグロデッキへの強力なカウンターとして構築されています。

要点解説

  • イゼット・果敢の支配

    • 全体の約42.3%という圧倒的な使用率で、トーナメント環境を制圧。

    • 他にも赤単・アグロやアゾリウス・全知コンボなどが存在感を示す。

  • ナヤ・エンチャントデッキの構造と強み

    • 「スピラの希望、ユウナ」により墓地からエンチャント・クリーチャーを蘇生。

    • 「ボイラービルジの大主」とのコンボでライフ回復と除去を同時に実現。

    • 「逸失への恐怖」「フェニックスのドミナント、ジョシュア」で墓地肥やしとフィニッシュサポート。

  • 対イゼット・果敢特化のカード群

    • 「真昼の決闘」で連続呪文の封じ、「巨竜戦争」でトークン一掃と大型飛行生成。

    • 「稲妻のらせん」「叫ぶ宿敵」でライフゲインしつつ小型クリーチャーを除去。

  • 対コントロール&コンボの課題

    • アゾリウス・全知コンボとの相性が悪く、早期圧力不足が課題。

    • サイドカード「除霊用掃除機」などでの対応が模索される。

    • 「真昼の決闘」などが制御系相手では腐る可能性があるため、デッキ調整が必要。

まとめ

イゼット・果敢が支配するPro Tour環境の中で、「スピラの希望、ユウナ」を軸としたナヤ・エンチャントデッキが、的確なメタ読みと強力なカードシナジーによりDay 2進出を果たしました。
この構成は赤系アグロに対して非常に効果的でありながら、コントロールやコンボへの対応力に課題を残します。

とはいえ、今後の環境変化や禁止改訂を視野に入れると、このようなデッキが台頭してくる可能性は十分にあります。
現環境における「赤対策」として、今後の動向が注目されるデッキといえるでしょう。

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