【MTGRocks】記事情報:『霊気走破』により、忘れ去られた再録禁止リストのカードが1853%増加する。



マジック:ザ・ギャザリング(MTG)の最新セット『霊気走破』の発売が迫る中、特定のカードが急激に値上がりしています。
その中でも、1996年に登場した再録禁止リストの「満たされぬ想い」が、わずか数日で最大2188%もの価格上昇を記録しました。
この異常な価格変動の背景には、統率者デッキ「永劫なる力」の登場があります。
本記事では、このデッキと「満たされぬ想い」の相性、価格高騰の原因、そして今後の価格動向について解説します。
要点解説
価格高騰の背景
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「永劫なる力」デッキとの相性の良さ
「満たされぬ想い」は、1マナと1点のライフを支払い、1枚ドローして1枚捨てる能力を持つ青黒のエンチャントです。
この能力が新統率者デッキ「永劫なる力」と抜群にかみ合っています。-
「ナクタムンの意志、テムメト」(デッキのメイン統率者)
- 1マナで全ゾンビに+1/+1修正を与えながら手札を整えることが可能。
- 大量のゾンビを強化できるため、ゲーム終盤で決定打になり得る。
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「スカラベの拳、ハシャトン」(もう一つの統率者候補)
- 捨てたクリーチャーをそのまま戦場にコピーできる。
- 「満たされぬ想い」のディスカード効果が強力なアドバンテージを生む。
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再録禁止リストによる供給の少なさ
「満たされぬ想い」は1996年発売の「ミラージュ」セットで初登場し、再録禁止リストに指定されているため、今後再販されることはありません。
このため、供給が極端に限られており、市場での価格変動が激しくなります。 -
価格推移の変動
価格は数日前まで約270円だったものの、現在では約5,236円に跳ね上がり、最大で約6,131円を記録しました。
これは最大2188%の値上がりに相当します。
今後の価格動向と投資価値
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価格高騰の持続性には疑問あり
- 再録禁止リストのカードは価格が安定しやすい傾向がありますが、「満たされぬ想い」は過去にも急騰と下落を繰り返してきました。
- 「永劫なる力」デッキの人気が落ち着けば、需要も減少する可能性が高いです。
- 2025年には新しいセットが次々と登場し、より強力なカードが現れることで、価格が下落する可能性もあります。
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長期投資には向かない可能性
- これまでの価格推移を考えると、「満たされぬ想い」は短期間の投機向けカードといえます。
- 長期的に安定した価格上昇が見込めるかは不透明です。
- 価格が落ち着けば再度の高騰を狙った短期投資は可能ですが、タイミングの見極めが重要です。
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価格が下落したら購入のチャンス?
- もし価格が落ち着けば、次の需要増を狙った投資が可能です。
- 「ドロー&ディスカード」シナジーを持つ新カードが登場すれば、再び高騰する可能性があるため、適切なタイミングでの購入がカギとなります。
まとめ
「満たされぬ想い」は、「永劫なる力」デッキとの強力な相性と再録禁止リストの影響でわずか数日で最大2188%もの価格高騰を記録しました。
しかし、これが長期的に維持されるかは不透明です。
今後の予想
- 短期間では価格維持の可能性
統率者デッキの人気が続く間は需要が高く、価格も安定するかもしれません。 - 長期では下落の可能性
新しいデッキが登場し、「永劫なる力」への関心が薄れれば、価格も下がる可能性が高いです。 - 下落時が投資のチャンス?
「ドロー&ディスカード」シナジーのある新カードが出た際に再び高騰する可能性があるため、適切なタイミングを見極めることが重要です。
投資目的での購入は慎重に検討し、適切なタイミングでの売買を意識しましょう。
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