【MTGRocks】記事情報:『イニストラード・リマスター』のレアリティ・ダウンで人気フォーマットを揺るがす可能性。
『イニストラード・リマスター』セットの登場により、16枚のカードがコモンへ格下げされ、パウパー環境に新たな影響を与える可能性が広がりました。
本記事では、その中でも注目すべきカードを取り上げ、それぞれの特徴や活用方法について解説します。
要点解説
青カード:「月への封印」と「本質の変転」
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「月への封印」
- 元々レアカードだったがコモンに格下げ、土地を含む幅広い対象を封じる点がユニーク。
- カウゲート戦略への対策として効果的で、土地を封じることで相手を一気に追い詰められる。
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「本質の変転」
- 1マナでクリーチャーを「ブリンク」する呪文。
- 青単フェアリーデッキとの相性が良好で、「呪文づまりのスプライト」との組み合わせで1マナのカウンターとして機能。
- 他にも「罠名人のスプライト」や「フェアリーの悪党」とのシナジーが期待できる。
赤カード:「村の伝書士」と「嵐の捕縛」
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「村の伝書士」
- 1マナ速攻持ちで、条件が整えば2/2の威迫持ちに変化。
- 赤単カルドーサなどのアグロデッキで採用される可能性があり、特にタップイン土地を使う相手に対して有効。
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「嵐の捕縛」
- 墓地の呪文数に応じたサイズのトークンを生成。
トランプル持ちで将来的な呪文にも対応。 - 「うねる曲線」を軸としたコントロールデッキの新たな可能性を示すが、安定性には疑問が残る。
- 墓地の呪文数に応じたサイズのトークンを生成。
大きなクリーチャー:「棘茨のワーム」と「甚だしい大口」
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「棘茨のワーム」
- 7マナで7/6のトランプル・到達持ち。
ライフゲイン効果がアグロ対策として有効。 - 蘇生戦略との相性が良く、ドレッジやトロンデッキでの採用が期待される。
- 7マナで7/6のトランプル・到達持ち。
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「甚だしい大口」
- 現出能力を持つエルドラージ、コストを軽減して場に出せる点が魅力。
- 「ロッテスの巨人」の代替としてドレッジデッキでの活用が期待されるほか、ディミーアデッキの追加火力としても注目される。
まとめ
『イニストラード・リマスター』は、パウパー環境を変革する潜在力を秘めたセットです。
青と赤のカードが既存デッキを強化するだけでなく、新たな戦略の可能性を切り開いています。
また、大型クリーチャーの採用により、蘇生や現出といったコンセプトがさらに広がるでしょう。
今後のメタゲームの変化を見据え、ぜひこれらのカードを試してみてください。
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