【AETHERHUB】記事情報:禁止後のスタンダード環境に最も影響を与えた『ファイナルファンタジー』コラボのMTGカード4選。





MTG『ファイナルファンタジー』コラボセットは、リリース前から注目されていたものの、スタンダードでの実戦的な影響は不透明でした。
しかし、2025年6月の禁止改定とプロツアー・ラスベガスを経て、その真価が徐々に明らかになってきました。
本記事では、実際の大会で採用された4枚のカードを取り上げ、このセットがスタンダードにどのような爪痕を残したのかを紹介します。
要点解説
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「自爆」
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赤単系デッキで1枚だけ採用されたが、決勝戦で勝利を決定づけた重要カード。
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「心火の英雄」とのコンボで勝負を一気に決められるため、今後の注目株。
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タフネスの低いクリーチャーへの除去としても使用可能。
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「暗黒騎士、セシル」 / 「覚醒のパラディン、セシル」
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ディミーア・ミッドレンジやジャンド系の黒系コントロールに複数採用。
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表面(2/3 接死)は序盤の盤面制圧に、裏面(4/4 絆魂)は終盤の回復と耐久力に貢献。
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中盤の安定化を担うパーツとして評価される。
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「迷える黒魔道士、ビビ」
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イゼット・果敢系で試験的に導入。
全体の140リスト中17デッキで採用。 -
「激しき乗りこなし」との組み合わせで爆発的なドローとマナ加速を可能に。
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ポスト・「巨怪の怒り」環境での新たなテンプレートになる可能性も。
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「始まりの町」
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すべてのカラーのデッキで見られる万能土地。
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“即時マナ確保+ライフ支払い”型のファスト・ペインランドとして機能。
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特にジャンド、オルゾフ、ラクドス系アグロなどにてフル投入されている。
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まとめ
「ファイナルファンタジー」セットのカードは、当初懸念されたほど環境を壊すことなく、むしろ多様なアーキタイプで自然に取り入れられています。
今回紹介した4枚は、それぞれ異なる戦略やデッキにおいて要となる性能を持ち、スタンダード環境の変化に合わせて評価を高めています。
特にローテーション前のこの時期に、これらのカードが中核となるデッキが今後さらに増えていく可能性があり、注目すべき存在です。
スタンダードだけでなく、モダンやパイオニアといった他のフォーマットへの影響にも引き続き注視したいところです。
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