【MTGRocks】記事情報:誰も注目していなかった約48円のカードがスタンダードで結果を残す。

導入
MTGには戦闘ダメージ以外にもさまざまな勝ち筋が存在するが、今回注目されたのは火力呪文を中心に相手をじわじわ追い詰める異色のスタンダードデッキだ。
Magic Onlineのリーグで5勝0敗を記録したこのリストは、一般的なアグロ型バーンとは異なり、長期戦を前提としたコントロール寄りの構成となっている。
要点解説
火力で盤面をさばきながら勝利を目指す
- このデッキは序盤から相手のライフを削るのではなく、除去とリソース獲得を繰り返しながらゲームを長引かせる戦略。
- 「仇敵に死を」を中心に据え、「噴出の稲妻」や「稲妻のらせん」などの軽量火力で相手の攻勢を抑える。
- 計画カウンターを蓄積しながら宝物・トークンを生成し、マナ面でも優位を築いていく。
豊富なマナで大型エンジンを稼働
- 「仇敵に死を」や「発見の石板」が追加マナを供給。
- そのマナを「即興の集大成」に投入することで継続的なアドバンテージを獲得できる。
- 「即興の集大成」は勝ち手段やキーカードを探し続けるため、時間が経つほど優位になる。
「クイントリウス・カンド」がフィニッシャー
- 「即興の集大成」から唱えられる呪文が「クイントリウス・カンド」の能力を誘発。
- 呪文を連打するたびにダメージを蓄積できるため、一気に勝負を決められる。
- 「仇敵に死を」と合わせて継続的な火力源として機能する。
大量のドローとライブラリー操作を搭載
- 「街道筋の強奪」「ヘックス・マジック」「ゴブリンの災い、ガンダルフ」がカード選択を支援。
- 必要パーツへアクセスしやすく、土地を引きすぎたり手札切れを起こしたりしにくい。
- 「工業公国、リンドブルム」が生成するウィザード・トークンとも相性が良い。
クリーチャー依存度が低い点が強み
- クリーチャーを並べずに勝てるため、相手の除去呪文を腐らせやすい。
- 除去の多いディミーア・ミッドレンジ相手では有利に戦える。
- サイドボードの「勝利の楽士」により打ち消し対策も可能。
環境上位デッキには苦戦
- 緑単・上陸の大型クリーチャーは火力圏外になりやすい。
- 「若木の生育場」への有効な回答が少なく、不利な展開になりがち。
- ディミーア・加虐者戦では「終末の加虐者」が着地すると、それまで積み上げた優位を覆されやすい。
- 環境上位への相性が課題であり、現時点でのトップメタ入りは難しいとみられる。
まとめ
このデッキは、従来のバーンデッキとは異なり、除去とリソース獲得を繰り返して相手を消耗させ、最終的に大量の火力で勝利するコントロール寄りの戦略を採用している。
「仇敵に死を」と「即興の集大成」を軸にした独自性の高い構成が特徴で、リーグ5-0という結果も残した。
一方で緑単・上陸やディミーア・加虐者といった上位アーキタイプには弱点を抱えているため、環境の主役になる可能性は高くない。
それでも、ありきたりなデッキに飽きたプレイヤーにとっては非常に魅力的な選択肢となりそうだ。
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