MTGスタンダードの大規模禁止に対する見落としにプレイヤーが懸念。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:MTGスタンダードの大規模禁止に対する見落としにプレイヤーが懸念。

 

 

 

 

大きな注目を集めた今回の禁止改定では、特にスタンダードに大規模な影響が及びました。
多くのプレイヤーが「巨怪の怒り」や「コーリ鋼の短刀」の禁止を予想していましたが、結果はそれを大きく上回る7枚のカード禁止という前代未聞の内容に。
しかし、環境の多様化が進むと思いきや、「ディミーア・ミッドレンジ」の復権が懸念されています。

要点解説

● アグロ弱体化でミッドレンジ復活へ

  • 「コーリ鋼の短刀」「巨怪の怒り」「心火の英雄」など赤系アグロの主力が禁止され、大幅に勢力低下。

  • 一方で「エスパー・ピクシー」「版図・ランプ」の中核カードも禁止対象に。

  • その結果、かつて最強とされた「ディミーア・ミッドレンジ」の再台頭が予想されている。

● 対策されなかった「永劫の好奇心」への懸念

  • 3月の時点で禁止が囁かれていた「永劫の好奇心」が今回も生き残ったことに一部プレイヤーが不満。

  • 特に「悪夢滅ぼし、魁渡」は対処しづらく、除去が少ない環境では支配力が増す。

● その他の台頭候補

  • 「陰湿な根」+「タイヴァー」によるトークン戦略がアグロ弱体化により現実的に。

  • 「アゾリウス・コントロール」も全体除去とリソース戦で環境適応しやすく、「魁渡」やエンチャントに対する対策も揃う。

  • 「ジェスカイ・眼魔」や「ジェスカイ・召集」も、赤単アグロが減ったことで復権の可能性あり。

● 懸念の新勢力:ビビ・コンボ

  • プロツアーで注目された「迷える黒魔道士、ビビ」+「アガサの魂の大釜」コンボは健在。

  • 禁止を免れたことで、今後のスタンダード環境を支配する可能性も。

  • 特にこのデッキとディミーアはローテーションの影響をほとんど受けず、長期的に環境を支配する懸念がある。

まとめ

今回の禁止改定は、赤系アグロに大打撃を与える一方で、「ディミーア・ミッドレンジ」や「ビビ・コンボ」といったローテーション耐性の高いデッキが支配的になる兆しも見せています。
とはいえ、アーキタイプの入れ替わりによる新たな戦略の台頭も期待されており、「陰湿な根」系やコントロール系などの可能性も広がりつつあります。

環境がどう変化し、プレイヤーがどう適応していくのか——次の禁止改定(11月24日)までの動向に注目です。

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