ウィザーズ、MTGアリーナのコンソール版リリースを密かに中止か。 – マジック:ザ・ギャザリング

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【MTGRocks】記事情報:ウィザーズ、MTGアリーナのコンソール版リリースを密かに中止か。

 

 

 

 

『マジック:ザ・ギャザリング(MTG)』のデジタル版である「MTG Arena」は、複雑なルールを忠実に再現しながら日々進化を続けています。
しかし期待されていた“コンソール版(Xbox / PlayStation)リリース”に関して、開発元のWizards of the Coastから残念な発表がありました。
本記事では、開発の現状と今後の展望を整理します。

■要点まとめ:

  • MTG Arenaの安定性は奇跡的
     複雑なルール処理に対応できるデジタル実装がすでに高評価。
    MTG ArenaとMagic Onlineは日々アップデートで改善されている。

  • コンソール版の計画は2023年には公表済み
     HasbroのCEOが2023年に「2024年以降にXbox / PS展開を予定」と明言。
    しかしこの計画は実現されず、2025年時点で完全撤回された

  • 開発責任者の発言で“正式に中止”が判明
     MTG Salvationのインタビューで、デジタル部門のChris Kiritz氏が「現在、コンソール版の計画は存在しない」と明言。
     → 約束されていた未来が消滅した形に

  • 代替としてSteam DeckおよびMac対応が進行中
     PC・モバイル以外ではSteam Deck対応が予定されており、Mac版の改善も予定されているが、コンソールユーザーには物足りない対応

  • 注力しているのは“マルチプレイヤー機能”
     現在の開発の最優先は「複数人プレイ」だが、これは早くても2027年以降の見通し
    大規模なUI/サーバー開発が必要であるため、まだ数年先の話。

  • 先に導入されるのは“ソーシャル機能”
     現在MTG Arenaにはチャットやフレンド機能が不十分なため、今後は「ギャザリング(集団)機能」としてプレイヤー同士の交流を促進する設計を導入予定。
     → これは将来のマルチプレイ実装の基礎になる。

  • プレイヤーの反応は落胆と苛立ち
     SNS上では「巨大なプレイヤー層を無視している」との声が広がる。
    現時点では公式に将来のコンソール版復活も明言されておらず、希望は薄い状況

■まとめ:

MTG Arenaは非常に高品質なデジタルTCGとして進化し続けていますが、長年期待されていたコンソール版の展開は事実上の白紙撤回となりました。
一方で、マルチプレイヤー機能やソーシャル要素の拡充といった次なる挑戦に注力しており、今後の進化はまだ止まりません。

ただし、コンソール対応があると信じていたプレイヤー層には失望が残る結果となりました。
現段階では、期待せず静かに待つのが賢明といえそうです。

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