【MTGRocks】記事情報:新デッキによる異常なMTG後日効果カードの525%急騰
『機械兵団の進軍:決戦の後に』は多くのMTGプレイヤーにとって失望のセットとされていましたが、最近になりその中のカードが注目を集め始めています。
特に「アーボーグの掃除屋」は新しいデッキアーキタイプの登場により再評価され、特定のプレミアムバリエーションの価格が急騰しています。
要点解説
1. 「アーボーグの掃除屋」の特徴
- カード概要: 3マナのスピリット・クリーチャー。墓地のカードを追放し、その特性(飛行、呪禁など)を自身に付与できる能力を持つ。
- 初期評価: 発売時には「ゆっくりと強化されるカード」として注目されず、他の墓地利用カードに埋もれていた。
2. 新デッキ「Urborg Pog」の登場
- 背景: 新セット『MTG ファウンデーションズ』で「七つの死の種父」や「原初の夜明け、ゼタルパ」のような多くの特性を持つカードが登場し、「アーボーグの掃除屋」のシナジーが強化された。
- プレイスタイル:
- 墓地にカードを送り、「アーボーグの掃除屋」に強力なキーワード能力を付与する戦略。
- 呪禁や速攻を持つ4/4クリーチャーとして序盤からゲームを支配する可能性を秘める。
3. 価格の急騰
- 標準版の価格: 市場で約38円程度の低価格で取引されている。
- プレミアムバリアントの価格変動:
- 「Halo Foil Showcase」版は10月後半に価格が急上昇。
- 最安値約197円から約1232円、さらには一部で約3030円まで上昇。
- 原因:
- スタンダードフォーマットへの注目の高まり。2025年には6つの新セットと3つの地域チャンピオンシップが予定されている。
- コレクター需要による価格変動。
4. 今後の見通し
- リスク:
- 「アーボーグの掃除屋」はまだ本格的なメタブレイクを証明していない。
- コマンダー環境での需要は低く、スタンダードでの使用が限られている。
- 市場停滞の可能性:
- 特に「Halo Foil Showcase」版の高価格帯は需要に見合わない可能性が高い。
- 長期的な価値が不確定であり、投資としては慎重になるべき。
まとめ
「アーボーグの掃除屋」は、これまで評価されなかったカードが新しい環境やシナジーによって再評価される好例です。
特にスタンダード環境での新しいデッキ「Urborg Pog」の登場により一部で注目されていますが、カード自体が今後の競技シーンで確固たる地位を築けるかはまだ未知数です。
特にプレミアムバリアントの高価格には注意が必要で、慎重に判断することが推奨されます。
「アーボーグの掃除屋」は『機械兵団の進軍:決戦の後に』に収録されています。
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