【MTGRocks】記事情報:未来の禁止解除が古い統率者の定番カード価格高騰を引き起こす。




ウィザーズ・オブ・ザ・コースト(WotC)は、新たな統率者戦のマッチング制度「ブラケット制」と「ゲームチェンジャーリスト」を発表した。
これにより、禁止・制限カードの運用方針が大きく変わる可能性があり、特に「魔力の墓所」や「宝石の睡蓮」の再解禁が期待されている。
その影響で、これらのカードの価格が急上昇している。
本記事では、その背景や価格推移、今後の展望について解説する。
■ 要点解説
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「ゲームチェンジャーリスト」とは?
- 統率者戦のブラケット3以上でのみ使用可能な強力なカードを指定するリスト。
- 一部のカードが「部分的な禁止」状態となり、低パワーレベルでは使えなくなる。
- 禁止カードの一時的な復帰や、バランス調整のための試験的運用が可能。
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「魔力の墓所」— 再解禁の可能性と価格上昇
- 瞬時に大量のマナを生み出す「高速マナ」の代表的カード。
- かつては約27,360円で取引されていたが、禁止後に約7,600円まで暴落。
- ゲームチェンジャーリスト入りの可能性が示唆され、価格が約12,160円まで上昇。
- 高ブラケットの統率者戦での使用が可能になれば、さらなる高騰の可能性あり。
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「宝石の睡蓮」— 再解禁への期待と投機筋の動き
- 統率者を唱えるためだけに使える「ブラックロータス」の統率者戦版。
- 2024年9月の禁止措置により、約7,600円から約4,560円に下落。
- 再解禁の可能性を受け、現在は約9,880円まで回復し、一部では約11,400円で取引されるケースも。
- 統率者戦専用カードのため、再解禁されなければ価値が低いままのリスクもある。
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今後の展開と注意点
- 4月の正式発表で、ゲームチェンジャーリストに追加されるかどうかが決定。
- 追加されれば、高パワーレベルの統率者戦での使用が可能となり、価格はさらに上昇する可能性。
- 逆に、WotCがこれらのカードをリストに追加しなければ、価格が急落するリスクもある。
- 投資目的での購入は慎重に行うべき。
■ まとめ
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「ゲームチェンジャーリスト」が統率者戦の新たな基準に
- 高パワーレベルでは強力なカードの使用が可能になり、バランス調整の柔軟性が向上。
- 一部の禁止カードが「部分解禁」される可能性が高まる。
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「魔力の墓所」と「宝石の睡蓮」は価格が急騰中
- 「魔力の墓所」は約12,160円、「宝石の睡蓮」は約9,880円まで上昇。
- 供給が限られているため、今後さらに高騰する可能性も。
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4月の発表次第で価格が大きく変動
- ゲームチェンジャーリストに追加されれば、需要が急増しさらなる値上がりの可能性。
- 逆にリストに入らなければ、投機的な購入が減り価格が下落するリスクも。
統率者戦の新制度によって、これまでの禁止カードの価値が見直される可能性がある。今後のWotCの発表に注目しつつ、慎重に判断することが重要だ。
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