【MTGRocks】記事情報:無名の約48円のコモンが、プレイヤーを不死身にする。

マジック:ザ・ギャザリング最大の魅力の一つは、その長い歴史にある。
数十年分のカードプールの中には、強力でありながら忘れ去られてきたコモンカードも少なくない。
その代表例が、「トレイリアの歩哨」だ。
一見地味なこのカードは、特定のカードと組み合わせることで、驚くほど強力な働きを見せる。
要点解説
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「トレイリアの歩哨」の基本性能
「トレイリアの歩哨」は、自分のパーマネントを手札に戻すことで除去から守れる、いわゆる「セルフバウンス」能力を持つ。
特に「永遠の証人」のようなETB(戦場に出たとき)能力を持つクリーチャーを使い回す動きは、継続的なアドバンテージにつながる。 -
クリーチャー以外も戻せる点が特徴
多くの再利用型バウンス能力と異なり、このカードはクリーチャー以外のパーマネントも対象に取れる。
そのため「悪魔の知識」のようなデメリット持ちエンチャントを安全に使い回すことが可能だ。 -
パララックス系カードとのミニコンボ
「パララクスの波」や「パララクスの潮流」と組み合わせることで、非常に強力な妨害コンボが成立する。
追放能力をスタックに積んだ状態でパララックスカードをバウンスすれば、相手のカードは二度と戻ってこない。 -
捨て札手段としての活用
派手さはないが、「トレイリアの歩哨」はディスカード・アウトレットとしても機能する。
特定の統率者では、捨て札がカードドローやコスト軽減に変わるため、防御カードがシナジーパーツに変貌する。
「ゴブリンの太守スクイー」を使えばディスカードの欠点をほぼ無効化できる。 -
「一つの指輪」との強烈なシナジー
最も注目すべき使い道は、「一つの指輪」との組み合わせだ。
5マナあれば毎ターン指輪をバウンスし直すことで、継続的に「すべてからのプロテクション」を得られる。
指輪によるドローで、歩哨のディスカード・デメリットも相殺される。 -
その他の無限コンボ要素
「侵入警報」とカードドローエンジン、0マナ呪文、マナクリーチャーを組み合わせれば無限ループも可能。
ただし、この用途では他に優秀なカードが多く、あくまで選択肢の一つに留まる。 -
驚くほど使われていないカード
EDHRECでの使用例はわずか244デッキと極めて少なく、多くのプレイヤーに存在すら知られていない。
その結果、価格は約48円と非常に安価だ。
まとめ
「トレイリアの歩哨」は、派手さこそないものの、除去対策、コンボ、シナジー要員として多彩な役割を果たせる隠れた優良カードである。
特に「一つの指輪」との組み合わせは強烈で、環境によってはゲームを支配する力を持つ。
低予算で一味違う統率者デッキを組みたいなら、検討する価値は十分にあるだろう。
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