【MTGRocks】記事情報:MTG 大型アップデートで18枚の強力なカードを追加。




2024年4月、Wizards of the Coastは統率者戦のルールに関する大規模な見直しを発表しました。
注目の5枚の禁止解除と同時に、「ゲームチェンジャー」リストに18枚の強力カードが新たに追加され、逆に2枚が除外されました。
この動きは、フォーマット全体のバランスを取るための長期的な方針の一環として実施されています。
要点解説
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新たに追加された18枚のゲームチェンジャー
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代表例:
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「テフェリーの防御」
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「謙虚」
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「直感」
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「ネクロポーテンス」
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「種子生まれの詩神」
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「食物連鎖」
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「自然の秩序」
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「Mishra’s Workshop」
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合計58枚に拡張され、特に緑のカードが5枚も加わるなど、色バランスの是正が図られた。
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削除された2枚
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「三なる宝球」:スタックス要素が強く、元々は高パワー帯向けとして制限されていたが解放。
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「つるむ面倒」:白のドロー支援として機能し、現在のメタにおいては適正と判断された。
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特に注目されたカテゴリ
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ドロー妨害カード:
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「概念泥棒」、「オークの弓使い」、「ヴェールのリリアナ」、「謙虚などがリスト入り。
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コンボ性が高く不快なプレイ体験を生むため、リスト入りは歓迎されている。
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サーチ(チューター)カード:
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「俗世の教示者」、「輪作」、「ギャンブル」などが対象に。
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下位ブラケットにおける多用がゲーム展開の均一化を招くことが懸念されていた。
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コンボ・無限系カード:
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「食物連鎖」、「自然の秩序」、「ネクロポーテンス」など、爆発力が高くプレイバランスを崩しやすいカードが追加。
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今後の監視リスト(Watch List)も発表
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対象カード(例):
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「告別」、「墓穴までの契約」、「エレボスの指図」
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緑の爆発カード(「孔蹄のビヒモス」、「グレートヘンジ」)
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高効率チューター(「召喚の調べ」、「破滅の終焉」)
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将来的にゲームチェンジャー入りする可能性があるため、プレイヤーは注視が必要。
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今後の方針と柔軟性
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ウィザーズは定期的なリスト更新を続け、環境への即応力を高めていく構え。
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強力カードの「突然の禁止」を避けるため、ゲームチェンジャーリストを事前警告的に活用。
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まとめ
今回のアップデートは、統率者戦のパワーバランスを見直すための大規模な調整であり、特に緑やドロー妨害、チューター系のカードに対して厳しい目が向けられました。
追加された18枚は、どれもフォーマットでの使用率が高く、これまで議論の対象だったカードばかりです。
一方で、2枚のカードがリストから除外されるなど、形式的な制限だけでなく実際の運用やプレイヤーの体験を重視した柔軟な対応も見られました。
さらに監視リストの公開により、今後の調整に向けた透明性も向上しています。
このような定期的で内容のあるアップデートが継続されることで、統率者戦はより健全で多様なプレイが可能なフォーマットへと進化していくことでしょう。
次回のチェックインは2024年6月末〜7月初旬予定とのことです。
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