【MTGRocks】記事情報:MTG Universes Beyond 恐竜統率者の価格が270%高騰。
最近、MTGのシングルカード市場では様々な理由で価格の急騰が見られる。
その中でも、「究極のハイブリッド恐竜、インドラプトル」が突如として値上がりを始めており、多くのプレイヤーがその理由を探っている。
このカードは「Jurassic World Collection」から登場したUniverses Beyondのカードであり、強力な統率者として知られているが、なぜ今になって価格が急上昇しているのか?
本記事では、インドラプトルの能力、市場での動向、そして今後の価格推移について解説する。
要点解説
1. 「究極のハイブリッド恐竜、インドラプトル」の強さ
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統率者向けの強力なカード
- 狂喜 X(プレイヤーにダメージを与えると自身のパワーを大幅に強化)
- 激昂能力(ダメージを受けると追加効果を発動)
- 攻撃と耐久を兼ね備え、一撃でのプレイヤー撃破が狙える。
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シナジーのあるカード
- 「紅蓮炎血」などの自己ダメージカードと組み合わせることで、追加能力を発動しやすい。
- 赤・黒の強力なシナジーにより、統率者戦(EDH)で活躍可能。
2. 価格上昇の要因
「究極のハイブリッド恐竜、インドラプトル」は2023年の『イクサラン:失われし洞窟』と同時にリリースされたが、しばらくは市場で大きな注目を集めていなかった。
しかし、ここ数週間で急激に価格が上昇している。
① YouTube動画の影響
- 2024年1月29日にYouTuber MaldHound がインドラプトルを紹介。
- その直後からTCGplayerでの販売量が急増し、価格が上昇。
- MTG市場では、影響力のあるクリエイターの発信が価格変動の要因となることが多い。
② Universes Beyondの影響
- 再録が難しいカードであることが価格上昇の要因。
- 「究極のハイブリッド恐竜、インドラプトル」はJurassic World Collectionの一部であり、一般的なセットには再録されにくい。
- そのため、供給が限られていることから、需要が高まると急激な価格上昇が発生する可能性がある。
③ コマンダー戦での需要
- 統率者戦では、新たな強力な統率者が注目されると市場が活性化する。
- インドラプトルの一撃必殺型戦略はEDHで人気のあるプレイスタイル。
- 統率者需要が増えると、カードの価格も高騰しやすい。
3. 現在の価格動向
- 3ヶ月で約270%の価格上昇
- 3ヶ月前の価格:約604円
- 現在の市場価格:約2,238円
- 市場の在庫が急減
- TCGplayerでは41枚しか在庫がなく、そのうち31枚がNear Mint(新品)。
- 傷のあるFoil版でも約1,972円まで値上がり。
- 1%の確率でしか手に入らない「エンブレムFoil」版は約31,312円に到達。
4. 今後の価格予測
「究極のハイブリッド恐竜、インドラプトル」の価格は今後、さらに上昇する可能性があるが、一方で急落するリスクも考えられる。
① 価格がさらに上昇する可能性
- 供給が限られているため、投資家やプレイヤーが買い占めることで価格がさらに高騰する可能性がある。
- 統率者戦での評価が高まり、プレイヤーがデッキに組み込み始めれば需要はさらに増える。
- 再録の可能性が低いため、長期的には価格が安定して高騰するかもしれない。
② 価格が下落する可能性
- TCGplayerの販売データを見ると、販売量が減少しているため、需要が一時的なものである可能性がある。
- 一部の投資家が価格操作を行い、短期間で利益を確定させる動きが見られるため、一定の水準で価格が急落する可能性も。
- 『霊気走破』の新カードが登場しており、他の強力な統率者が流行すると、インドラプトルの需要が落ちる可能性がある。
まとめ
- 「究極のハイブリッド恐竜、インドラプトル」は統率者戦で強力なカードであり、2024年に入ってから急激に価格が上昇している。
- 主な価格上昇の要因はYouTubeの影響、Universes Beyondの限定性、統率者戦での需要。
- 現在の市場価格は約2,238円で、3ヶ月で270%の上昇を記録。
- 供給が限られているため、今後さらに価格が上昇する可能性があるが、短期間で急落するリスクもある。
- 再録の可能性が低いため、長期的に見ても安定した価格を維持する可能性が高い。
インドラプトルのような限定カードは、供給が少ないため、人気が出ると急激に価格が上昇する。
今後の市場動向を見極めながら、投資や購入を検討するのが賢明だろう。
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