【MTGRocks】記事情報:異例の統率者の禁止カードはプレイヤーを混乱させる。





Magic: The Gathering(MTG)の人気フォーマット「デュエルコマンダー」で、複数のカードに対する禁止・解禁が発表されました。
このフォーマットは、通常の統率者戦とは異なり1対1で対戦し、初期ライフが20となる点が特徴です。
この記事では、今回の変更内容とその背景について解説します。
要点解説
1. 禁止カード
-
「エツィオ・アウディトーレ」:
- 理由:5色のデッキ構築が可能でありながら、コストが軽く、フィニッシャーとして強力。
- 対戦相手が早急に対処できない場合、ゲームを決定づける性能を持つ。
-
「天秤」:
- 理由:アーティファクトやプレインズウォーカーなど特定のカードタイプに依存しない効果で、不公平感を生む。
- 低コストで強力な盤面リセット効果を発揮。
-
「再活性」:
- 理由:黒デッキで広く採用される効率的なカードだが、ライフ消費のコストが20ライフ制では軽くなりがち。
- 問題視されるのは、その汎用性の高さ。
-
「白羽山の冒険者」:
- 理由:3マナでゲームを支配できる「イニシアチブ」を持つカード。
- 他の類似カード(4マナ以上)よりコストが低く、強力な防御と攻撃能力を兼ね備えている。
2. 解禁カード
- 「綱投げ、アキリ」:
- 理由:アーティファクト戦略の人気復活を目指して解禁。
- 過去に「共闘」能力によるアドバンテージが問題視されていたが、現在の環境では他に強力な選択肢が多く、再評価された。
3. プレイヤーの反応
-
賛成意見:
- エツィオや「天秤」の禁止は妥当との声が多い。
- 特に「天秤」は多くのフォーマットで禁止されており、一貫性のある決定として評価されている。
-
懐疑的な意見:
- 「再活性」や「白羽山の冒険者」の禁止は疑問視されている。
- 特に「再活性」はそこまで圧倒的なカードではないと指摘する声がある。
-
解禁に対する期待:
- アキリの解禁により、アーティファクトを中心とした新たなデッキ構築が期待されている。
まとめ
今回の「デュエルコマンダー」の禁止・解禁により、フォーマットの多様性やバランスを改善する意図が示されました。
しかし、一部の決定には賛否両論があり、プレイヤーの反応も分かれています。
エツィオの禁止により、他の強力な多色指揮官(例:「ゴンドールの王、アラゴルン」)の使用率がさらに増加する可能性も指摘されており、これらの変更がどのように環境に影響を与えるかは今後の動向次第です。
MTGRocks様にて記事が公開されました。
MTGRocks様の記事をチェック
コメント