【MTGRocks】記事情報:忘れ去られていた約320円のクリーチャー加速役が、50種類以上の無限コンボを生み出す。

統率者戦では、どれだけ早くゲームを展開できるかが勝敗を左右します。
マナ加速といえばマナ・アーティファクトが定番ですが、実は「複数の呪文のコストを下げるカード」の方が、はるかに爆発的な加速をもたらす場合があります。
その代表例が、強烈な長所と致命的な短所を併せ持つエンチャント「血の呼び水」です。
要点解説
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非クリーチャー呪文を一気に2ターン加速
「血の呼び水」は、すべての非クリーチャー呪文のマナ・コストを2点軽減します。
これにより「ボーラスの城塞」のような重量級カードを通常より2ターン以上早く展開可能になり、デッキ全体の動きを劇的に高速化できます。 -
重すぎる代償:クリーチャー生け贄
代償として、非クリーチャー呪文を唱えるたびにクリーチャーを1体生け贄に捧げなければならず、通常のデッキでは大きな足かせになります。 -
生け贄前提の統率者と相性抜群
「討論するもの、シルバークイル」や「画家、アンヘロ」など、もともと生け贄用のトークンを多用する統率者ではこの欠点がほぼ問題になりません。
「白の手、サルマン」や「巧妙な工作員、アリーラ」のように非クリーチャー呪文でトークンを生む統率者も好相性です。
「大虐殺の審美家、ジュディス」は死亡時効果まで活用でき特に強力です。 -
呪文を打ち消されなくして欠点を無効化
「心悪しき隠遁者」、「内なる太陽、チミル」、「呪詛の壊し屋」 などで自分の非クリーチャー呪文を打ち消されなくすれば、生け贄条件そのものを実質的に無視できます。 -
押し付けて妨害札(スタックス)に変換
「喜劇の天才、ブリム」を使えば、対戦相手に「血の呼び水」を押し付けることも可能。
クリーチャーの少ないスペル主体デッキ相手には、行動不能に近い状態を作り出せます。
しかも除去呪文は自動的に打ち消されがちです。 -
大量の無限コンボを内蔵
「血の呼び水」には50以上の無限コンボ報告があります。
・「狡知」との組み合わせで無限ストーム
・「ルシスの王子、ノクティス」+「霊気貯蔵器」で無限ライフと無限ループ
・「Dance of the Dead」+マナを生むクリーチャーで無限マナ、無限誘発
構築次第で爆発的なリターンが得られます。 -
驚くほど使われていない低コストカード
潜在力は高いにもかかわらず、EDHRECによれば採用デッキ数は約4,290。
価格も最大で約318円と非常に安価です。
まとめ
「血の呼び水」は扱いにくい欠点を持つ一方で、正しく構築すればゲームプランを丸ごと2ターン前倒しにできる、屈指の爆発力を誇る加速カードです。
生け贄を活かせる統率者、欠点を無効化する構成、あるいは相手に押し付ける戦略を採ることで、その真価が発揮されます。
わずか数百円で試せるにもかかわらず過小評価されている今こそ、統率者戦で一気に差をつける切り札として注目すべき一枚と言えるでしょう。
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